浅草のBandy’sレザークラフト教室17回目、A4トートバッグの革漉きに挑戦です。
革漉き機に触れるのは今回2回目。コロナでしばらくお休みしていたこともあり、前回から1年経ちました。どこまで覚えているか私…。火花が散ったりドキドキしていた記憶はあるけれど、とりあえずレッツトライ。
初回革漉きレッスンの時の事はこちら↓
浅草のレザークラフト教室2回目レッスン。今回は革漉きについてとことん練習です。
革漉きって何のため?
革漉きをするって聞いてたけど、以前やったことあったけど、何のためにするんだっけ?革の厚みを薄くする作業ってことはわかっているんだけど。
重ね縫いして裏返す場合やヘリ返し、ファスナー部分で革を折り曲げたりする必要があり、そのままだと厚みで曲げづらいから薄くする必要があります。
あまりの忘れっぷりに先生は苦笑いしながら教えてくれました。
そかそか、確かにこのままじゃキレイに曲げること出来ないね…
そのために革を漉くため使うのが、この黒くてカッコいいニッピの革漉き機。写真よりさらに小さい革漉き機「スカイミニ」が2019年1月31日より販売されていて、教室の生徒さんはいい買い物が出来るらしいです。
革漉きの練習
本来ならトートバッグ用の試し革で厚み調整を行いたいところだけど、まったく革漉き機の操作が思い出せないため、別の端革で操作の練習です。
型紙制作やコバ磨きが続いて履物を気にしてなかったけど、パンプス履いてくるのは失敗でした。車の運転や足踏みミシンのように、ペダルを足で踏み速度調整するんだもの。こうなりゃ裸足だ!
厚み調整
何枚か漉いてみたら怖さも減ってきました。
トートバッグ用の試し革で漉いてみたら、ちょっと厚いです。もっと薄くしましょ。
段漉きするのに、下の送りローラーと平行に隙間が開くよう押え金の位置を下げていきます。
段漉き厚み確認
何枚か試して操作はOK。
この革で本番ですか?
試し革の漉きで納得行ったところで、本番の革を漉いていきます。
漉くのは底1枚とハカマ4枚、みつけ2枚に持ち手2枚。試し革と全然サイズが違い、どれも長くて失敗が怖い…
段漉きから斜め漉きへ設定調整
段漉きが終わり、斜め漉きもしていきます。
斜め漉きは当然のことながら、押え金を送りローラーの隙間を斜めにしないとね。でもローラーに押え金が当たったら、嫌な音を立てて器具を傷つけてしまうので、ぶつけないよう注意しないと。
「段漉き」と「斜め漉き」を行う場合、必ず「段漉き」から行うこと。
斜め漉きから先に漉くと、穴が空く場合があります。
それはなぜか分からない人は、バンディレザークラフトで一緒に習いましょ。
革漉き完成!
内装を組み立てる
次に内装を組み立てていきます。
やるのはファスナー付きポケットと、オープンポケットの生地2枚。
ファスナー付きポケットは端を2cmゴムのりで貼り合わせ、更に両面テープを貼っていきます。
オープンポケットは生地全面にゴムのりを付け、ノリが乾いてから余白分を均等にしつつ折り合わせました
。ローラーを使いシワにならぬよう中心から外へ圧着。力を入れすぎぬよう、軽い力で何度も繰り返し行います。
どのバッグでもこの工程はあるそうなので、しっかりメモメモ。これでこの日の授業はおしまい。
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