革漉き機練習

Bandy’sレザークラフト教室2回目の授業は革漉きについてです。革漉きってなんだ?

革漉きとは?

革の段漉きと斜め漉き

革漉きとは、革の厚みを薄く加工すること。革は分厚いままだと扱いが大変だから。袋を制作で重ね縫いして裏返したい時や、ヘリ返したい時、ファスナーつける時など、薄くしたい場合は多いみたい。漉いた革を手渡され、折り曲げたりしてみると、確かに漉いてないものとは仕上がりが異なってるのがわかります。

著者 びっくり

漉き方にはベタ漉き斜め漉き段漉き溝漉きなど色々種類あるけど、ミシンでレザークラフトするには、革漉くのは必須の工程なんだわ。

革漉き機の刃を研ぐ

革漉き機

それでは革漉き機とご対面。モーター音がする機械って最初はやっぱり怖い…ミシンもそうだけど巻き込まれそう…手作業で漉くのは大変だから使えるようにならなきゃ…

著者

いきなり革漉き機を使いましょう!とはならず、まずは漉き機の刃を研ぐことから。

くるくると回るビヤ樽(樽を横倒しにしたようなもの)と、刃の隙間に革を流し込むことによって漉ける革漉き機。刃をきちんと研がないと詰まっちゃうか。

横から革漉き機をのぞきこみ、回転する砥石を刃に当てるとバチバチと火花が。これ私もするんですか?ドキドキ…

革漉き機の刃を研ぐ

革の厚み調整

革漉き機の調整

革漉き機の刃を整えたところで押え金の調整です。革の厚みが決まる大事な工程。角度と厚み、2つの調整ダイヤルを回して行うけど難しい。もしかして老眼やってきた?何度もダメ出しを受け、調整し直しが続く。

著者 悲しい

最初に調整した状態で革を漉くと、ビビって厚みがほとんど変わってないわ。だったらと思い切りダイヤル回しちゃえ!と思うとペランペランの革完成。これ回数こなして慣れるしかないか。

革を漉く

革漉き機練習

革の厚みも決まり後は漉くだけ。ミシンのようにフットコントローラーを踏めばどんどんすすみます。思った位置まで透けるようにならないとね!と、線が引かれた練習革を渡されました。

革漉き機の練習材料

線の位置できっちり止める練習なのに、ドーッと進んでしまう。長踏みせず、軽やかに足を上げたいのになんでかな、ベタ踏み状態。何本も練習革を挑戦し、なんとなくコツが分かってきたところで2回目の授業終了。

次の授業から作品作りが始まります(*´∀`)

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