たんす屋deバザールで、シーラクリフさんのトークショーが行われる知り、12/12(土)に行ってきました。
トークショーの情報入手
情報を知ったのは、前日のSNS。木曜に1回目のトークショーが行われてて、それをfacebookの「きもの」グループにUPされてる方がいらっしゃったんです。
SNSで興味ある情報がすぐ入手でき、便利な世の中だわ。東京日本橋で土曜日もトークショーあるなら行かなくちゃ。こういうイベントにすぐ行ける東京に引っ越してきてほんと良かったー
シーラさんってどんな人?
着物好きな方には結構知られてるかと思うけど、シーラクリフさんといえば、イギリス人の着物研究家で、NHK放送の「世界はほしいモノにあふれてる」に出演されてます。
日本の宝、着物の魅力を再発見する2週連続スペシャル。前編はKIMONO熱高まるロンドン。自由でかわいい着物アイテムが続々登場!気鋭のデザイナーの挑戦にも密着。
私はきもの雑誌「七緒」のvol.48で「外国人に着せるときに使える英語」で知ったかな。
そのあとあちこちsnsでお見かけし、年齢を気にすることなくカラフルな着物コーディネートを披露、あるときはキュートに、またある時はファンキーな着こなしをされてるので、ファンだったんです。
能書きが長くなってしまった。
シーラクリフさんトークショー
トークショーはたんす屋deバザールの会場内で行われ、客席は20名+立ち見、時間にして約15分。案内されるのが遅れ、始まってから席入りとなってしまいました。
見渡すと参加者さんはシーラさんに興味津々で前のめり気味で聞き入っていらっしゃる。
あれ?思ったより地味めのコーデのシーラさん…
内容はまず着物のきっかけや着物への思い、さらにたんす屋さんの商品を使っての着物コーディネート紹介です。
着物は柄を楽しむという思いが強かったシーラさんが、最近では無地の着物も!と藤色の着物のコーデを披露されてました。お上品な淡い色合いではなく、濃いめの紫帯に補色の黄色帯締めもってくるあたり、やっぱりカラフルでカジュアル路線なんだなぁとしみじみ。
勝手に小柄で華奢なイメージをいだいてたんですが、身長158cm、最近は身幅を気にして合うものを買ってると聞き衝撃です。
裾がはだけることを気にかけ、おはしょりの重要性や身幅について語られるのを聞くと、ぽっちゃりを言い訳に開き直ってる私は見苦しいからアカンなぁ…
着物に興味あっても最初から高い着物になんて手が出せない、骨董市やリサイクル着物やさんから始めたらいいじゃない、そして良いものを買っていく人が生まれる。
そだよね。いきなり着物屋なんて敷居が高過ぎて入れない。
だから「たんす屋」さんが着物初心者には必要なんだ!と改めて自分のこと振り返ってしまったわ。
シーラさんって派手な着物ばかり持っていると思ってたけど、トークでは着物は地味なものばかり。だけど帯揚げなどの小物は色別にたくさん持ってます!とのこと。
私も着物たくさん買えないと最初思って帯揚げ帯締めまとめて多色揃えたっけ。今は小物たちの収納ボックスがグラデーションに色分けしてどっさり。
着物にハマると和装小物も増えてきます。帯揚げ・帯締めがとうとう収まらなくなってしまい、洋室にもぴったりな木製アンティーク調書類ケース購入。これでスッキリ解決!
どうやって着物を選びますか?という質問対しは、「答えはないの、気になったものを選ぶ」といい、コーデに悩む人には悩ましい答え。やっぱインスピレーションなんだなぁ、欲しい着物や帯にであったら買いでしょ!と思ってしまった(/ω・\)チラッ
ちなみにこの日のシーラさんは、鮮やかなピンクの足袋を履いてらっしゃいましたが、白足袋は汚れがめだつようになると、ダイロンを使って自分で染めるとおっしゃってました。その手があったか^^
短い時間であったものの、生のシーラさんに会え、いくつになってもカジュアル着物でカラフルに楽しめる!という希望を頂き、トークイベント終了。サイン入りの本を購入し、一緒に写真撮ってもらってご満悦な1日でした。