冬を彩るアンティーク、防寒も優雅に。

アンティーク着物を着て冬をおしゃれに楽しみたい!でも、『寒さが気になる…』『アイテムを揃えるのが大変そう』と感じる方も多いはず。私も最初はそう思っていたけれど、工夫次第で暖かさもおしゃれも両立できるようになりました。

そこで今回は、1月19日に「動き出す浮世絵展TOKYO」へ出かけたときのコーディネートをご紹介します。

「動き出す浮世絵展TOKYO」へ着物でお出かけ

著者 イエーイ

寒空の下、浮世絵展の案内板を指差してパチリ。暗いから着てるものまで確認するのは難しいかな。

このコーディネートは、しっかり防寒しつつもアンティークな雰囲気を大切にしたもの。軽いイベントやお出かけにもぴったりで、「冬の着物コーデって楽しい!」と思っていただけるヒントになれば嬉しいです(*´∀`*)/

「動き出す浮世絵展」公式サイト:https://www.ukiyoeimmersiveart.com/

冬のお出かけをもっと楽しく!アンティークコーデの紹介

大正ロマン!?着物コーディネート詳細

著者

今回のコーディネートのテーマは「防寒しながらレトロで優雅に」
寒い冬でも暖かさをキープしつつ、アンティーク着物ならではのクラシカルな魅力を最大限に引き出してみたよ。

全体のコーディネート

  • 帽子(クロッシュ)
    モダンガール風のベルベット製クロッシュを取り入れることで、クラシカルな雰囲気をプラス。頭をしっかりカバーして暖かさも確保です。
  • ショール(フェイクファー)
    首元の防寒対策として重宝するフェイクファーショールは、見た目に高級感を与えるアクセントアイテム♪
  • コート(ベルベット和装コート)
    ベルベット素材の深いワインレッドの和装コートをチョイス。暖かく、アンティークな雰囲気が着物全体を引き立てます。
  • 着物(洋花柄錦紗)
    冬らしいエンジ色で洋花柄が散りばめられた錦紗着物で華やかさを演出。レトロ感と季節感を兼ね備えた一着です。
  • 帯(銀糸キジ刺繍帯)
    帯はキジ刺繍が施された銀糸のものを合わせ、着物の上品さをさらに引き立てました!

寒さに負けない!着物で楽しむ冬の防寒術

冬のアンティーク着物コーデは、外側だけでなく内側の防寒も重要。以下に今回実践したポイントをご紹介します。

内側の防寒対策

  • ヒートテックの上下
    着物に響かない薄手のインナーを活用。これ一枚で暖かさがぐっと変わります。
  • 別珍足袋(べっちんたび)
    足元を冷やさないために欠かせないアイテム。防寒効果も高く、冬の定番!


著者 憧れ

今回着用している和装コートは袖口部分が狭まっており、風が入りこまないからこの程度の防寒にしてるけど、着物は袖口が広くスースーしがちなので、ロング手袋を着用するのもおすすめ!

アウターを脱いだ着物コーディネート

洋花柄錦紗着物コーディネート

和装コートを脱いだ着物コーディネートもご紹介です。
深いエンジ色の地に洋花柄が映えるとろんとした手触りのやわらかもの(錦紗着物)に、半衿を太めの横段縞モノトーンストライプにしたことで、レトロ感を狙ってみました。
髪型は、ショートボブのウィッグでクロッシュとの相性重視。普段はロングヘアだけど、今回はクラシカルな雰囲気に合わせてイメチェンです。

アイテム購入のポイント

アンティークコーデを楽しむには、アイテム選びが重要です。今回は以下のような場所で購入しました。

各アイテム販売元

著者 イエーイ

リユース品を探すコツ
リユースショップや骨董市では、掘り出し物を見つけるのが醍醐味です!特に、銀座今昔きもの大市のような定期開催イベントは要チェック。骨董市では、お店の方に声をかけて「こんなアイテムを探しています」と相談すると、意外な掘り出し物が見つかることもありますよ。

また、ヤフオクやメルカリでは、クロッシュやベルベット和装コートのような珍しいアイテムも探しやすいです。ネット検索の場合、具体的なキーワード(例:クロッシュ帽、ベルベット 和装コートなど)を試してみるのがおすすめ!

さらに、状態の良いものや珍しい柄を見つけるためには、リユースショップにこまめに足を運ぶことも大事。定期的に通うと、新しい商品に出会える確率がぐんと高まります!

さいごに

リユースやアンティークアイテムでお気に入りを見つける時間はとても楽しいもの。ぜひこの冬、アンティーク着物でおしゃれと防寒を両立し、特別なお出かけを楽しんでくださいね!