第4回骨董市グランデ

はじめて骨董市グランデに行ってきました。それってどんなとこ?ということで、購入者目線でご紹介します。

骨董市グランデとは

東京ビッグサイト

骨董市グランデは、和骨董、西洋アンティーク、ファブリックが250店舗集合した骨董市催事のこと。
第4回は東京ビッグサイト西3ホールで2023年10月6日(金)〜8日(日)に開催されました。

入場料は前売800円、当日1000円なんですが、Twitterで耳寄りな情報入手。

著者 びっくり

最終日は午後1時から入場無料ですって!?

出店者の情報も知らぬまま、ビッグサイトで開催されてるなら、すごいイベントなんだろうと思い、最終日の昼前に無料情報を仕入れた私は、着物を着替える時間も惜しみ、Tシャツにワイドパンツで自転車またがり、会場へ向かってました。

会場内の様子

第4回骨董市グランデ会場内

最終日の午後1時半、ビッグサイトに到着。これまで大きいイベントしか行ったことがなかったので、1階に向かったら何にも設営されてなくてショックでした。

著者 悩む

あー、西3ホールっていってたっけ?3階ね。
ん?会場が広いだけに、客足まばらが印象…
無料になるぐらいの時間帯だから、すでに残り物はあまりない。有料で早い時間帯に皆が買付にきてるってことなのかな?

骨董市なだけに、壺やお茶碗、仏像などアンティークな商品が沢山並んでます。
と言っても私の興味は着物だけなので、そっちの売り場へ直行!
着物屋さんは全体の出店者数からすると1/5ぐらいだったかと思います。

著者 悲しい

実は着物を探すのが必死だったのと、自転車で来てるのに雲行き怪しかったから、会場を全部まわることなくすぐ帰っちゃったんですよね…反省。

気になったリサイクル着物ショップ

1時間で会場を撤収しようと、ダダダダーッっと見回ったのですが、時間がたりなーい。そんな中で気になったショップが以下5店です。

足利うさぎや

足利うさぎや

著者 憧れ

「うさぎや」さんは私の大好物、銘仙着物が厳選されていて欲しいものばかり!!
いつも買う価格より断然お高いため二の足を踏んでしまうけど、値段が良ければモノも良い。眼福☆

仙台 よし銀

仙台 よし銀

「よし銀」さんはレトロな染めの着物や古布で作られたバッグが大量に陳列されていて、ハギレもサイズごとにたっぷり。とってもカラフルな店でした。

アンティーク&リサイクル着物maruna

アンティーク&リサイクル着物maruna

「maruna」さんは商品に一番興奮した店でした。
大好きな刺繍帯や銘仙着物が、私にも手の届く価格帯だったんです。

気になる刺繍帯2本

著者 憧れ

帯をめくるたび、下から良いもの出てくるやーん。
この写真ではわかりにくいけど、特にベージュの帯と黒繻子帯に感動。
いずれの帯も丁寧な刺繍が施され、状態もすごく良くて魅力的だわ。

欲しいと思いながら何周も会場を回り、どうしても決められませんでした。
お店の方、色々見せて話も聞かせてもらったのにごめんなさい。また今度〜

アンティークギャラリー もち乃木

アンティークギャラリー もち乃木

子供用の着物も販売していて、最終日だからか商品が少なく感じた「もち乃木」さん。
でも近寄ってチェックすると、紋紗着物に一目惚れしてしまいました。
その紹介はこのあとで〜

布と玩具 LUNCO

布と玩具 LUNCO

「LUNCO」さんは色んなサイズの古布が正面に沢山並んでて、おもちゃや帯なども扱っていたんだろうけど、全然視界に入ってなかったのが後悔です。
そういえば、銀座奥野ビルでの催事で聞いたことある名前だったような…
この店では半衿用の古布を購入です。

今回の戦利品

骨董市グランデ買ったのは2点「もち乃木」さんの錦紗着物と「LUNCO」さんのハギレ半衿3枚です。

錦紗着物

紋紗着物GET

刺繍帯とどっちを購入すべきか悩み抜いてGETしたのが、杜若と秋草文様の錦紗着物です。

著者 悩む

同じような雰囲気の夏着物を持ってるし、2枚目の夏着物なら全然違うの欲しかったのに一目惚れ。
5〜6月、夏終わってからの9月などにも着れる単衣として、水を連想させるもの以外の色合いのハズが…

1枚目の夏着物はコレ↓

店主から「裾にヤケがあるからこの価格に下げてます」と言われました。

紋紗着物ヤケ部分

著者 悲しい

動いてたら全然目立たなそうで気にならないけど、確かにうっすら浮かび上がる白いヤケ。
そんなことより私は過去夏着物を破いているので、強度のほうが心配です…

ハギレ半衿3枚

ハギレ半衿3枚

着物はパカパカ買ってしまうけど、あまり買ったことが無いのが半衿。

著者 悲しい

柄on柄の着物コーディネートは私にとってやっぱり難しく、半衿と帯揚げなどは同色を揃えないとなかなかバランスよくまとまらないから、冒険するのためらうんですよね。

普段は何にでもあわせやすいレース半衿に逃げていたのですが、前回のコーデで紅の長襦袢を解いたものを使い、柄物も挑戦してみようという気になりました。

店の人に柄半衿初心者でオススメを聞き、最初は小さな柄物など選んでましたが、3枚も選ぶとなると好みのものがありません。

普段の着物を伝えたら、箱にしまっていた他の半衿も色々出してくれ、気づけば好きな着物の雰囲気と変わりませんでした。

著者 悩む

古布だからお手入れ半襦袢に縫い付けたまま洗濯は、難しいのかなぁ。
縮んでも良いけど紅の長襦袢のように色落ちされるとこまる…

最後に

骨董市グランデは、自分の買い物でかなり偏った紹介となりましたが、普段出会えない着物ショップも知ることができ、魅力的な商品に出会える場です。着物好きの皆様も次回はぜひ!

著者 イエーイ

次回は42024年4月12日(金)〜14日(日) 東京ビッグサイト 西3ホールです。
『骨董市グランデ』公式サイト