カラフルな花柄の浴衣もいいけれど、夏祭りには紺地の伝統的な浴衣でしょ!ということで、2008年のときに紺地うちわ柄を購入しました。
紺地の浴衣には赤や黄の帯!とばかりに、ポリエステル製の安い半幅帯がセットで販売されていたような気がします。
15年経った今、もうそんなに若くもないし他の色でも良いかしら?と思い、手持ちの半幅帯に増減はないものの、有松絞り浴衣と同様に6本の帯それぞれコーディネートを試してみました。よかったら参考にしてくださいね。
その1:縞柄の黄色博多半幅帯
まずは黄帯からコーディネート。
紺地に黄色は鉄板配色で、白のボーダーも入っている博多半幅帯はスッキリ爽やかに仕上がりました。
薄くハリのはる博多帯は、貝の口結びもかっこよく決まるよ。
その2:白しわふわ兵児帯+ガラス帯留め
次は白のしわふわ兵児帯のコーディネート。
浴衣自体が紺×白の配色だから、単色の白帯の組み合わせがミスマッチになるわけない。
昔は伝統的なパリッとした注染浴衣に、大人女性がしわふわした兵児帯を結ぶことはなかったと思うけど、優しい印象になっていいかも。
その3:赤×黒リバーシブル半幅帯
3番目のコーディネートは赤い半幅帯。半幅帯の基本、文庫結びにしてみました。
少しくすんでる赤だから重たい印象になってしまってるけど、白が入ってたりグラデーションだったらもう少しきれいになったかもしれません。
紺地着物に赤い帯は合うはずなのに、赤と言っても色々あるもんだな…
その4:水色半幅帯
4番目は水色ベースにピンクと紺が入った優しい印象のポリエステル帯。三重仮紐を使って楽チン結ばないパタパタ結びです。
浴衣と同じ紺地部分にうちわと同じような丸いデザインが散りばめられて、なんだかハマりました。
この帯は単体で見ると若い子が使う印象にも思えてしまうけど、世代を問わないコーディネートになったと自画自賛。
その5:紫リバーシブル半幅帯+鳥モチーフ帯留め
5番目は紫×ピンクのリバーシブル半幅帯に鳥モチーフ帯留めをアクセントとしてコーディネート。割り角出しで結んでみました。
紫の帯は落ち着いた大人女性っぽくって組み合わせは良いはずなのに、縁日で「そこのお母さん」と呼ばれて以来、老けて見えると思い込み封印。
ぽっちゃりした体型にこのコーデは落ち着きすぎる可能性大。
その6:紺色麻半幅帯+ガラス帯留め
最後は紺色の麻半幅帯をチョイスし、涼し気なガラス帯留めを付けてみました。紺色ワントーンコーデで、黄色の帯締めがアクセント。
リバーシブルの帯を活かして、後ろ姿はパタパタ結びで黄色を目立たせてます。
年齢を問わないワントーンコーディネートとなりました。今っぽくなった気がする〜
盆踊りで着た浴衣コーディネート
色々試してみて、盆踊りには6番目の紺色麻半幅帯+ガラス帯留めでワントーンコーディネートにしました。
盆踊り会場では若い子からご年配の方まで、同じような昔ながらの浴衣の人が大勢いて、古典的な浴衣も良いものだと実感。
ただ他の人の着こなしを見てると、夜に紺色浴衣×紺色帯より、明るい色の帯をあわせたほうが活気があって良さそうだなぁとも思えました。
来年も盆踊りには同じ浴衣を着ると思うけど、そんときは新しい半幅帯を新調しようかな。