10年前に買った和装トルソーが壊れてしまい買い直すことにしました。当時は着付け教室で着せ付けを習い、その練習用として必要だったけど、今はその腕が衰えないように練習するのに使うのはもちろん、着物コーデを客観的に楽しむために使いたい。
ブロガーとしてSNS写真用としても使うし、少しぐらいトルソーをカスタマイズしてもいんじゃない?ということで、バージョンアップした和装トルソーをご紹介します。
1stと2nd、2体の和装トルソー詳細
初代のトルソーは生地が芯地張りで腕付きの胴長バージョンでした。スチールスタンドで、着付けする時にグッと力入れても安定しているのがポイントです。
2代目は巾着袋などバッグが持てる指付きが欲しい。でも指先まで自由に動くタイプの和装トルソーってなかなか販売されてないんですよね。やっと見つけた商品は生地がベージュスムース布貼りで、初代の芯地張りより見劣りしそうな感じがして悩んでました。
販売サイトを見たらオーダーメイドが可能だったので、早速フォームで問い合わせ〜
指は固定?それとも関節が曲がる?
生地はベージュスムース布貼りから芯地張りへ変更可能?
はい、手の指の関節、手首、肘、が曲げられます。
軽い巾着やバッグも持たす事が可能です。
生地を芯地張りに変更しましたお見積書を添付を致しますのでご確認ください。
指も曲がるし、生地も変更可能なら…
他のマネキンページのオプションについてた帽子掛けも追加したい。
標準でついてるスチールスタンドも木製に変更したいな。
3週間後、すべての理想を詰め込んだオーダーメイドの和装トルソー4万円弱で完成です。
和装トルソーを最初に買った時は、腕をつけるだけでも贅沢に感じ「奮発のふーちゃん」と名付けてました。だから2代目の「ふーちゃん2号」と命名です。
和装トルソーならではの腹部
初代のふーちゃん、新たな2号も同様、和装トルソーとして腹部は帯が締めやすいよう、ウレタン素材でできてます。写真ではどこ触っても同じように見えるけど、胸や腰まわりは指が食い込みません。そして洋装と違い、着付け映えする寸胴体型がポイント。
自由に動く手の指の関節、手首、肘
指の関節が曲がるから、グーチョキパーもOK。
バッグも持たせることができるし、初代和装トルソーでは難しかった後ろ手に回すのも、関節が曲がるから不安なし。なので袖を通すのも以前よりラクです。
取り外し可能な帽子掛け
最後に帽子掛けの取り付け部分を紹介。これ、取り外し可能なのか不安でした。着物であまり帽子かぶせることないから、ヘッド部分に固定な場合は少し邪魔になっちゃう。問い合わせたら、手書きの取り付けイメージを添えて説明してくれて安心しました。使うことあるかなぁ〜
最後に
10年使い2代目購入となった和装トルソーだけど、着せ付けの練習目的だけなら、指はもちろん腕もあまり必要ではありません。締めやすい腹部に寸胴体型、強く腰紐を引っ張っても倒れない安定性のある土台が重要です。
初代トルソーは、腕が垂直に下げた状態から45度まで角度をつけられるタイプだったけど、色々折り曲げたりしてたら腕の中に入ってる棒がねじれてしまい、付け根の金具部分もぐらつく結果となりました。腕がなければまだまだ使えたんですが…
それでも腕がある方が好き!さらに指がある方がいい、なんだったらボディにロゴのプリントや刺繍などオーダーメイドにしたいって考えてる人は是非こちらのサイトで検討あれ↓