着物好きならハロウィンに合わせたコーディネートしたいと思いませんか?週末きものイベント「きものDE交流 高円寺フェス」にて、参考になりそうなハロウィン着物アレンジを見つけたのでご紹介します。
全身カボチャカラーのオレンジで着物コーデ
圧倒的にハロウィン!と感じたのは、頭から足首までカボチャカラーに染まったこの方のコーディネートです。特にハロウィンに限ったアイテムは入って無いと思うけど、スラリとした体型に、オレンジハット&茶髪ダウンヘアスタイルそして黒ブーツ。着付け教室では髪をおろしてると煙たがられるのに、帽子もプラスされてるからか妖艶な魔女っぽくみえてしまうから不思議Σ(゚Д゚)
オレンジの小紋着物にはインパクトある緞子帯。帯揚げ帯締めはグリーンでまとめ、カボチャの葉とか連想してしまいます。伊達衿にゴールドがキラリと光り、非の打ち所がないコーディネートでした。
黒地着物に蜘蛛&コウモリ柄帯コーデ
全身カボチャ色は無理!って場合は、帯だけハロウィン柄をしてみる。黒の着物に紫の蜘蛛&コウモリ柄帯、これだけで一気に気分高まります。しかも帯だけでなくヘアアクセも帯の色に合わせた紫の花でオシャレ度UP。
さらに帯揚げや伊達衿までアクセントに紫を入れ、黒・紫のみの色味抑えてるところがクール。帯締め代わりに細いレザーベルト使ってて、よく見るとかなり洋風MIXなんですよ。着物もアラベスクっぽい洋風な柄でまとまってます。
色の組み合わせ自体は落ち着いてて取り入れやすいけど、この柄の帯を探し出し、購入するのはちょっとハードル高いかな。
チェック木綿着物に髑髏帯コーデ
カジュアルな木綿着物はポップな髑髏柄の帯とも相性が良いです。妖艶なハロウィンコーデとは一線を画し、明るくファンキーなハロウィン。この帯ツルツル上品な正絹着物やアンティーク着物には合わせづらそうだけど、私の手持ち着物の場合、千鳥格子ポリ着物やデニム着物ぐらいなら、違和感なくコーディネートできそう。そのまえに髑髏帯ゲット探すのが大きな課題か(;´∀`)
ヘア飾りもこれまたハロウィン仕様。幽霊やお化けカボチャなど、飾りがついてます。これだったら100円ショップでも素材売ってるし、誰でも簡単にハロウィン楽しめます。
衿元や帯周りも撮影しとけばよかった。半衿は華やかなハロウィンらしいプリント地をつけてて可愛かったし、帯周りには目玉のチャームも飾ってたんたんです。誰か彼女の写真プリーズ。ちなみに目玉は高円寺内を脱走してしまったとのこと。
黒着物にオレンジストール着物コーデ
ハロウィンとはいえ無理に柄を取り入れなくても、シックにきまるコーデもあります。黒着物にオレンジ色のストールをしごきとして腰に巻くだけ。なんだかそれらしくキマってると思いません?
着物はよく見ると衿元や袖口、裾周りに緋色のラインが入って、さらにハロウィンらしいアクセント。このコーデ参考に黒着物にオレンジ伊達衿ぐらいなら誰でもかっこよく真似できそうです。
お化けカボチャ帯留めと差し色ゴールド着物コーデ
最後に自分の着物コーディネート。昨年同様100円ショップで売られてたお化けカボチャマグネットを、帯留め金具に接着剤でくっつけ帯留めにしただけ。無地の黒帯に大きなカボチャ帯留めがドンと乗っかるから注目されやすいんです。あとはふりふで売られてた金と黒の三分紐と、着物フリマのとき300円で売られてた黒✕ゴールドのストールを腰に巻き、完成。
お化けカボチャ帯留めは昨年の記事をどうぞ、さらに昨年の他の皆さんコーデもまとめた記事あります↓
ハロウィンらしい着物コーディネートがしたい。100均や骨董市で材料を購入し低予算に抑え、手作りグッズで仕上げました。
着物でもハロウィンを演出したい。でも奇抜なことは恥ずかしい…これぐらいなら取り入れられるのでは?と思う小技をご紹介します。
最後に
特別じゃない日に着物を着ていると、コスプレ?と言われてしまうこともあるけれど、ハロウィンだからこそお祭りムードにあわせ、コスプレのごとく自分を飾り立てるのもオシャレの一つではないでしょうか。簡単なアイテムでいいから、ちょこっと着物コーデに取り入れ、一緒にハロウィン気分を楽しみましょ♪
第65回 きものDE交流 ~着物で【高円寺フェス】を埋め尽くせ!~