着物1枚帯3本ならぬ7本をやったら楽しくなってしまい、評判も良かったので第2弾をやってみました。
第1弾の銘仙着物コーデはこちら↓
9月にヤフオクで袷の銘仙着物を購入しやっと涼しくなったので、そろそろ着ようとコーディネート研究です。用意したのはこないだ骨董市グランデで購入したハギレ半衿や帯7本。コーディネートの前にまずは購入した着物からご紹介です。
NO.1 絞り帯×ブラックデニム着物コーデ
1つ目は絞り帯の紫色を基準に、グラデーションカラーの帯周りです。
銘仙着物にこの帯を合わせたときは、濃い色の着物にあわせて半衿・帯揚げも濃いレトロ柄をあわせたけど、今回は無地のお姉さん色帯揚げにアイボリーのレース半衿にすることで、フェミンさUP。
銘仙着物コーデと見比べると、かなり印象が異なります。
ちなみにこの帯は買ってからあまり使っていないものの、もともと生地が弱っていたため、折り目がかなり破けてきました。
そろそろこの帯は寿命だな。
1100円の絞り帯よ!よく頑張ってくれた。
NO.2 大正ロマン菊柄帯×ブラックデニム着物コーデ
2つ目は柔らかい手触りの黄緑色大正ロマン菊柄帯をにあわせて淡い色でコーディネートしてみました。
ただハードな印象のブラックデニム着物には、ちょっとギャップが大きすぎたかなぁ
NO.3 緑のバラ刺繍帯×ブラックデニム着物コーデ
3つ目は大好きなバラ刺繍帯とのコーディネートです。
今回は細い黒の三分紐でキリッと引き締め、帯揚げも黒にして、大人っぽさを演出しました。
ブラック着物に柄が目立たない黒い帯揚げは、写真でみると存在感無くしちゃうから、もうちょっと目立つ色を持ってきたかったけど、今回はこれで〜
NO.4 赤の桐唐草柄袋帯×ブラックデニム着物コーデ
4つ目はパンチのある赤いレトロな帯でコーディネート。
黒い着物に赤い帯だから、半衿や帯揚げも赤でまとめたい!と最初はやってみたものの、アイボリーのレース半衿で柔らかい印象にしたらどうなる?ということで、同色の帯締めにレモン色の帯揚げでインパクトを抑え、パステルカラーの三色団子帯留めでも試してみました。
あれ?いつもの自分なら黒い着物に赤い帯にすぐしてしまうのに、帯以外を優しい色で抑えたたら、好みの雰囲気になってしまった…
NO.5 黒のストライプ唐獅子柄帯×ブラックデニム着物コーデ
5つ目は銘仙着物で全然まとまる感じがしなかった、黒白ストライプに唐獅子が描かれた帯でのコーディネートです。
今回は帯前の柄位置をずらしました。それだけでだいぶ改善された気がします。
三分紐のすっきりした黒を効かせ、赤い唐獅子にあわせて小さな赤い帯留めがアクセント。
昭和な柄の帯だけど、ちょっぴり都会的で今っぽい着物コーディネートになった気がしません?
NO.6 黒バラ塩瀬帯×ブラックデニム着物コーデ
6つ目はや無地の面積が大きいバラ柄塩瀬帯でのブラック着物コーディネート。
真っ黒にコーデするのはつまらないなぁと、マルチカラーのレトロなハギレで遊びを入れてみました。
それでもやっぱ黒の着物にはワントーンコーデしたい!
てことで黒のレース半衿や帯締め、ゴールドの伊達衿や帯揚げでクールバージョンも試してます。
黒の帯に黒の帯締めだと存在がほとんど分からなくなるけど、三分紐の上下に白のラインが入るからかすかな主張もあって使いやすいんですよね〜
NO.7 白ムートン帯×ブラックデニム着物コーデ
7つ目は白ムートンの作り帯での着物コーディネートです。
着物友達がムートンを使い作り帯として手作りしたもの。着物フリマで販売してたので、他で購入できるかは微妙だけど…
銘仙着物ではガーリーに仕上げたので、今回はライトグリーンを基調にシンプルにまとめました。
このムートン帯での着物コーデなら、着物らしさは減るけど世代を問わず幅広い人達が着れそう。
最後に
銘仙着物に続いて試してみたデニム着物1枚に帯7本、いかがだったでしょうか?
無地のモノトーン着物は万能であり、作られた時代や素材感が大きく異なっても、普段着アイテム同士であれば帯周りとかでなんとかなりそうと実感しました。
デニム着物ならお手入れもジーパン同様で楽チンだし、手頃な価格で購入できる。ちなみに今回のデニム着物は5,000円。帯も中古品で今回のはすべて5,000円ぐらいまでで購入。
着付けはYouTubeでお勉強できますよん。
なので、着物は高い!と敷居を感じる人も、ネットでデニム着物が買えるし、こういうカジュアルな感じのコーデから試してみませんか?