リボンレースで掛け衿風

着物をレースでアレンジしたのは2009年が初めてでした。着物雑誌「kimono姫」に憧れて、大阪の大型手芸店でワゴン販売のレース買ったんです。そのレースを伊達衿にして浮かれてたけど、ふと思ったこと。30歳も過ぎてて若作りなんじゃないか?そして薄くて伸びるレースのせいか、なんだかチープに見えそれっきり。こんなレースじゃなかった…。でもイメージするようなレースは手に入りませんでした。

着物歴10年も過ぎ、またレース熱に火がつき、何種類かレースを買ってアレンジを試したのでご紹介します。初めて着物にレースをアレンジしたときのことはこちらをどうぞ↓

ラッセルレース生地とケミカルレース購入

ラッセルレース生地とケミカルレース

購入したレースは2種類。ラッセルレース生地と幅9cmもあるケミカルレースです。

ラッセルレース生地

ラッセルレース生地は手触り良く、レースカーテンやスカートとか使われる生地です。リボン状のものもあるけれど、そんなに高くないから反物での購入がお勧め。帯揚げや半衿に最適。

ケミカルレース(リボンレース)

このレースは刺繍みたいに作られていて、厚みがあって繊細なディティール。リボン状のものが多いです。ただ幅広のケミカルレースはなかなか店頭で売ってないため、探すのが大変、そしてお値段が高い。

レース生地で黒半衿

黒レースの半衿

最初に試しのたのはレース生地。黒のレースを半衿として縫い付けました。真っ黒の半衿は重たくなりがちだけど、レースで透けるから少しは軽く見える?

レース生地で白帯揚げ

黒レース半衿に白レース帯揚げ

次はレース生地を帯揚げとして活用です。色違いで黒と白のレース買っていて、白を腰に巻いてみました。ただ…なんとかんく包帯に見えてしまうのは私だけ?普通に結べばよかったのかな。

リボンレースで伊達衿風

リボンレースで伊達衿風

レース生地は簡単に手に入るものの、なかなか手に入らなくて諦めてた幅太のリボンレース(ケミカルレース)。柔らかいレース生地とは違い、張りがあるから存在感ばっちり。着物の衿裏側からレースをピンで止め、たっぷりレースを出しました。

リボンレースで掛け衿風

リボンレースで掛け衿風

このボンレース、掛け衿にするとさらにガーリー度UPします。これこれ、昔したかった着物にレースのイメージ。ただ…アラフォーにはちょっとスィート過ぎて勇気いります。黒だったらそこまで甘くならず、オシャレにコーデ出来る?

幅太ケミカルレースの掛け衿は、後ろすがたでも存在感あってキュート(/ω・\)チラッ

リボンレースでかけ衿風 後ろ姿

リボンルレースで帯揚げ風

帯周りにリボンレースのアクセント

衿元だけでなく帯周りにも幅太リボンレースを巻いてみました。なんとなくエプロンに見えてしまった。これはレース幅の出し方次第でイメージ変わりそう。

最後に

いろいろレースの使い方を試してみたけれど、実際40代の私が試したのは黒半衿だけでした。白半衿のようにレフ板代わりにはならないけど、普通の洋服感覚で着こなせます。黒だったら掛け衿だろうが帯揚げも抵抗なくできそうな気がするから、買ってみよっと。

この銘仙着物は着物1枚帯3本を試してます。名古屋帯と半幅帯、それぞれしてみたので良かったらのぞいてみてくださいね。