春の訪れを感じる暖かな日、湯島天満宮の梅まつりへ出かけてきました。梅が満開となるこの時期は、境内が華やかに彩られ、多くの人で賑わいます。
さらに、今回は近くの旧岩崎邸庭園にも足を延ばし、レトロなろうけつ染めの着物を主役にした和洋MIXコーデを楽しみました。

春の装いとともに、梅まつりの雰囲気や庭園でのひとときをお届けします♪
満開の梅が彩る湯島天満宮の梅まつり
境内に足を踏み入れると、ほんのり漂う梅の香りが心地よく、白やピンクの梅が見頃を迎えていました。
ただ、湯島天満宮の境内はそれほど広くないため、参拝客や梅を見に訪れた人たちで大混雑!
屋台も立ち並び、梅の花を楽しむというよりは、お祭りの雰囲気を存分に味わう形に。
「美味しいよ!」と書かれた「合格あま酒」を発見。

学問の神様・菅原道真公を祀る神社ならではの商品だわ。
受験シーズンの終盤ということもあり、多くの受験生や家族連れの姿がありました。
また、この日は昭和初期の懐メロが奉納演芸として披露される催しが行われ、境内はさらに活気づいていました。
そして、晴天のもと行われていた野点(のだて)。
梅を眺めながらお抹茶をいただく、そんな贅沢な時間を過ごしたいところでしたが、あまりの人の多さに今回は断念。
もう少し落ち着いた時期に、改めて訪れたいと思いました。
明治の洋館と和の庭園 – 旧岩崎邸庭園へ
湯島天満宮を後にして、徒歩数分の場所にある旧岩崎邸庭園へ向かいました。
ここは三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の子息が建てた明治時代の洋館で、美しい洋風建築と和風庭園が融合した空間です。
湯島天満宮の賑わいとは対照的に、静かで落ち着いた雰囲気が広がっていました。
洋館の重厚な佇まい、広々とした庭園、そしてところどころに見られる和の要素が、どこか非日常を感じさせます。
ゆったりとした時間が流れる中、庭園の緑を眺めながらしばし休憩。
館内は撮影禁止だったので、お庭で建物を背景に撮影しました。
レトロなろうけつ染め着物で和洋MIXコーデ


今回のコーディネートの主役は、レトロなろうけつ染めの着物。
ろうけつ染め特有のひび割れ模様が味わい深く、どこか懐かしさを感じさせる一枚です。
帯は黒繻子に唐獅子の刺繍が施されたパンチのあるスタイル。足元は編み上げブーツを合わせることで動きやすさもアップし、観光や散策にもぴったりの着物コーデになりました。
さいごに
湯島天満宮の梅まつりで春の訪れを感じ、旧岩崎邸庭園で和洋折衷の空間を楽しんだ一日。
特に、今回の和洋MIX着物コーデは、レトロ感とモダンなエッセンスを融合させたお気に入りのスタイルになりました。
次回は、もう少し静かな時間帯に湯島天満宮を訪れ、野点のお茶席に参加してみたいと思います。
春の着物お出かけがますます楽しくなるこの季節、ぜひ、お気に入りの着物でおでかけしてみませんか?

暑かったので、マクドナルドでソフトツイストを購入。小ぶりなサイズがちょうど良かった♪