有松絞り浴衣って知ってます?愛知県の絞り染めの織物。布をくくって染める絞り技法で凹凸ができるから、布が肌にまとわりつくことなく着心地良いんです。
もう10年以上前?になるけれど、絞り染め体験の様子が参考になれば↓
凹凸があって着心地が良いというメリットがあるものの、それだけ浴衣は膨らむ。気にしすぎ〜!体のラインが出なくておすすめ!なんて言い方もできるけど、それでもシボのあるゴワ感はいつも見る自分の着姿より広がるのは否めないヨ。
しかも印刷で簡単に柄がつく訳ではなく、人の手で絞る手間がかかっているから反物は高価。
でもね、自分的に太って見えても高価でも、やっぱり有松絞り浴衣がかっこよくて好き!
着物は好きだけど、鏡に写る着姿が不満…なんとも矛盾が生じていつも袖通すのをためらうのだけど、久しぶりに着てみました。
昨年金魚の帯留めをゲットしたので、今年は金魚がテーマです。パッチワークのような金魚刺繍が入った紺の麻半幅帯も、有松絞り浴衣と相性バツグン。
下駄とかごバッグでさらに涼しさプラス↑
貧乏な頃は、夏しか使えない麻半幅帯に9,000円なんて高級…ユニクロの服なら頻繁に着ることができ、1アイテムはその半額以下がほとんどだよ!って思ってたけれど、何十年経っても使えると思えば全然OKと思える。サスティナブルってやつだね。
私は一度に沢山買うことができない性分です。そのぶん何年もかけて少しずつ、気に入ったものだけ集めて増やしていく。ファストファッションと違ってそういう意識持てる和装ってやっぱり好きって思える今日この頃でしたー