2020年8月28日、東京日本橋にオープンした「アートアクアリウム美術館」へ行ってきました。和のミュージアムだから、ここはやっぱり大好きな着物で。9月に入ったものの残暑厳しく、着物ルールはさておき2人とも夏着物です。
アートアクアリウム美術館に入るまで大変
会場に着くと想定外の光景が広がってました。
なんなの、この長蛇の列!!
着物姿で炎天下の中、並ぶなんて想定外です…
だっチケットは事前予約制で、しかも16時から17時と時間指定だったんです。だからそんなに並ぶと思ってないじゃないですか。アスファルトが暑い。マスク取りたーい。大型扇風機まわしてくれてるからマシだけど、それでもぬるい風。
混雑する館内
30分ならんでようやく館内へ。
皆さんコロナってご存知?って思うほど、密・密・密。
だからって「人との間隔を開けてください」と誘導してくれる係員も見当たらず、時折聞こえてくるのが「もう少し前に進むとゆったりしてます」ってアナウンス。ここはwidth コロナ的には改善して欲しいかも。
そんなコロナの心配しながらも、薄暗い館内で金魚の水槽が目に飛び込んできました。
撮影したくなる金魚アート
ひらひらと泳ぐ金魚たち。外は暑かったけど、キラキラした水槽のなかを覗いてると涼しげで癒やされます。
水槽によっては金魚が万華鏡のように見えたり(*´∀`*)/
黒壁に丸い水槽があちこちに貼り付けられ、静かに泳ぐ金魚も優雅。
さらに進むと、確かに館内の混み具合は少し緩和されてます。
暗い館内で人物撮影
大きな金魚鉢には沢山の金魚が泳ぎ、水が常に鉢からこぼれ落ちていて華やかな世界。
水槽が明るいから自分たちの写真も撮れるかな?と思ったけど、顔はやっぱり暗くなりなかなか撮影が難しい。
照明の色が落ち着いたディスプレイとなり、赤✕黒のかっこいい世界へ。
凹凸のあるレンズがはめ込まれた水槽で、金魚が大きく見えたり小さく見えたりして面白い。
大きな水柱・3Dデジタルアートな世界
館内をさらに進むと、背丈よりも大きい水柱が沢山ならんでます。頭上には3Dのデジタルアートが映し出され、大胆に飛び回る金魚や光がより空間の広がりを感じさせてくれる。
2階に上がり下を覗き込むと、先程まで青かった水柱の杜がそれぞれ異なった色を放ってました。
着物展示
動き回る華麗な金魚だけでなく、金魚にちなんだ着物も展示されてます。絽の着物に朝顔と金魚なんて夏らしくてオシャレ。
バー「老松」
金魚の美を堪能した後は、バー「老松」でゆったりお酒を嗜むのもいいですよね。天井には江戸切子のシャンデリア。奥にはステージがあって、伝統芸能のパフォーマンスを不定期に開催するそうです。
お酒より抹茶スィーツを食べたかったから立ち寄らなかったけど、混雑が緩和されゆったりした施設になったらお酒も楽しみたいな。
最後に
数年ぶりに見たアートアクアリウムは、以前と変わらぬ美しさでした。子供の頃お祭りで見てた素朴な金魚から一転、幻想的な音や光が加わり艶やかな世界。混まずゆったり見れたらもっと良かったけど、オープンしたばかりだしコロナで人数制限もあるからしばらくは仕方ないかな。
撮影は、フラッシュ・動画でなければOK。ただ館内は暗くて金魚に照明あたってるだけに、そのなかでの人物撮影はほんと難しいです。記念写真を撮るのもいいけど、意地になってカメラと格闘してると記憶が薄れちゃう。それよりも自分の目でしっかり鑑賞し、心に残せたほうが楽しい時間をすごせますよ〜
着物で金魚と一緒に撮りたいなら、明るいお色の着物のほうが背景に溶け込まずオススメ。
また、着物で行くなら金魚モチーフの帯留めや半衿、猫の帯とかプラスすると遊び心あって素敵ですよね。着物好き情報でしたー
もう5年も前になるけれど、最初に見たアートアクアリウムの様子↓
コレド室町で開催されたアートアクアリウム。見慣れた金魚がクリエイターの手によってカラフルに斬新な世界を演出してました。浴衣女子もいっぱい着てて夏気分。
所在地:東京都中央区日本橋本町1-3-9
電車アクセス:三越前駅から徒歩2分、日本橋駅から徒歩7分
営業時間:10:00〜22:00
公式URL:https://artaquarium.jp/