今日は大好きな帯バッグ作家のタカコさんと、お江戸きもの大市へ行ってきました。
コロナも収まり、朝11時から程よく賑わっている大江戸きもの大市。場所は日本橋室町の「江戸桜通り地下歩道」で、偶数月の週末開催されています。
東京メトロ三越前駅に直結してて、地上に上がることなく行けるから便利だね。
私がそこで最初に気になったのは、紺地に白い唐草と花が描かれた夏の名古屋帯。325cmと短いのがネックではあるものの、刺繍も施されてて、目立った汚れもなし。
素敵な絽の夏刺繍帯。値段は可愛くないけど、欲しい!!!!
この帯を買ってしまうと、あとは何も買えない。お宝探しはもっとしたいぞ!
ということで、一旦ランチ休憩へ。
会場の真上にある店「ジャスミンタイ」コレド室町店で、私はタイ焼きそば、タカコさんはグリーンカレーを注文し、料理をシェア。昼間っから飲むビールは最高\(^o^)/
ほろ酔い気分で楽しくおしゃべりし、戦場へ戻ってまいりました。
沢山アンティーク着物、リユース着物が販売されている中で、ビビビッときたのは「撫松庵 セオα 25,000円」と書かれた張り紙。
東レのセオαはポリエステル素材だけど、ポリ着物と侮ることなかれ。
安いポリ着物と違い張り付いて暑いなんてことはなく、サラサラとした手触りのシャリ感があり、洗濯機の丸洗いもOK。
ポリエステルもどんどん進化してるんです。
浴衣なら綿紅梅素材とかでも涼しくて、1万円ぐらいまでで買えるものある!と悩んだものの、さりとてブランド浴衣「撫松庵」です。飽きたらメルカリでも売れるだろうし、パンチの効いた色柄もあってたまらん。もちろん上品な柄も揃っていて、何度も店の前を通ってました。
袖を通したら最後、絶対買いたくなる!と手をこまねいてたけどやっぱり欲しいということで、一目惚れの縦縞となんとなくボカシが気になる浴衣2枚を試着。
荒波に千鳥が描かれた浴衣は、どうもしっくり来なかった…
本命の縦縞浴衣を羽織ってみたらどうしたことでしょう。超心くすぐられるじゃないですか!!!
パキッとした青に黄色、差し色にポツポツと入るマゼンタがいい感じ。
葉っぱはフキが描かれてるのかな?
私の試着を見ていたお客さんが突然やってきて、似合ってるとベタ褒めで追い打ちをかけてくるです。
お店の人は一切プッシュしてこないのに、すごい圧を感じました。
良くも悪くも人の着姿を褒めるのは、着物好きの買い物ではあるある光景かも。
知らないお客さんからのすごいお褒め攻撃で、お店の人でなければ運営側の人?と思うほどの賛美でたじろいだものの、そんなアドバイスは置いといて、個性的な配色に気を良くしてしまった私はやはりお買い上げ。
それなりの値段したし、今年の夏はこの浴衣を着倒すぞ−
しかし撫松庵の浴衣といえば定価4万円超えるような代物、まだタグ付きの新品をお安く手に入れることが出来た♪
ということで、最初に気になった刺繍夏帯は諦め、撫松庵の浴衣をゲットし「お江戸きもの大市」はこれにて終了。
スラリと背の高いタカコさんも、素敵な夏着物とそれに合わせた襦袢を購入し、満足のいく一日でした。
ちなみに今日のコーデは、黒の菱華紋織り出しお召単衣着物(楽天シンエイさんで3300円の70%割引)に、赤い紅型帯3,000円です。
紅型帯が好き!って触れ回っていたら、新たな帯にめぐりあうことができました。インパクトあって素敵。着物フリマで購入し、その場で紅型帯を結びコーディネートしてみました。
公式サイト「お江戸きもの大市」