大阪にある着物屋さん”ゴフクヤサンドットコム 居内商店”をご存知ですか?最新のデジタル捺染(インクジェットプリンタ)を用いて斬新なオリジナル生地を生み出し、それで着物や帯を作って販売されているお店です。ネットでももちろん買えますが、大阪にある実店舗に伺ったのでご紹介(*´∀`*)/
ゴフクヤサンドットコム 居内商店
お店は大阪船場センタービル7号館B1。前回店舗移転直後の2019年5月に伺ったんですが、2020年1月に行ったら通路挟んで反対側のスペースにも店が拡大されてました。
以前は行った時は無かった白い棚には、色彩豊かな帯が数多く整理されています。収納スペース半端なく、目移りしちゃって欲しい物が余計わからなくなる始末。でも選ぶ時間がまた楽しいんですよね。
場所:大阪船場センタービル7号館B1
最寄り駅:本町駅10番出口
営業時間:11時〜18時
定休日:水曜日と日曜祝日
販売HP:ゴフクヤサンドットコム
船場センタービルHP:船場センタービルアクセス
店頭のクールなマネキンコーディネート
この日は店頭の通路向きにマネキンが3体並んでました。どれも渋くてクールな組み合わせ。若い子がレンタルでよく借りる、カラフルで花柄の甘ったるい着物とは一線を画したコーディネートです。
3体のうち、右のマネキンに惹かれたので皆さん注目\(^o^)/
虎の柄絵羽きもの
店員さんに言われて気づいたのが、着物の裾に墨で描かれたような虎。ぷっくりしたネコっぽくも見えるけど。これをドドーンと全面に見せてくるなんてかっこよくないですか?絵羽だけに後ろもちゃんと繋がって胴体描かれてます。
この絵は長沢芦雪の描いた襖絵”虎図”。江戸時代の作品で、和歌山の無量寺に所蔵されてます。
しかもちらりと翻った時に見える八掛はネコ。ニャンとも粋で素敵すぎる(・∀・)
自分で画像編集できるなら、色を変えてお仕立てしてできるそうですよん。
大黒さんと小判の柄京袋帯
虎の柄絵羽きものに合わせた京袋帯(名古屋帯)は、艶やかな遊女に大黒さんが小判を振りまく図柄が描かれてます。これは私の大好きな浮世絵師、歌川国芳の作品。
しかもね、この帯に合わせて帯揚げは小判柄なんですよー。この写真じゃ見えないかなぁ。
twitterの方が、小判の帯揚げわかりやすいからそちらをみてね↓
金運がアップしそうな大黒様と小判の柄京袋帯 即納品入荷しました。 https://t.co/Xjk0iKA5rm 小判の柄帯揚げも在庫あります! https://t.co/cG1zfofP7i #ゴフクヤサン pic.twitter.com/MD26bR0Fjv
— ゴフクヤサン:デジタル捺染のオリジナル生地を使用した着物や帯。5000種類以上あります。 (@gofukuyasan) January 14, 2020
こんな江戸時代の図柄が、お着物として楽しめるなんて素敵じゃないですか?ゴフクヤサン・ドットコムでは日本の図柄だけでなく、クリムトなど西洋絵画など、幅広いデザインの着物や帯が5000種類以上あるんですって。モニター越しだけでなく、一度実際の目で見て触れば釘付けになること間違いなし。
この店で素敵な帯を買いました。詳しくは次の記事にて↓
ゴフクヤサンドットコム 居内商店さんの実店舗で一目惚れして買った浮世絵師「国芳」髑髏柄の名古屋帯。着せ付けてみたらホレボレするほどかっこよかったのでご紹介します。