40代Webデザイナーは何歳まで稼げる?キャリアの不安と本音

このままでいいのか?キャリア不安の本音

在宅フリーランスWebデザイナーのなべっちです。

Webデザイナーって、何歳まで続けられるんだろう?

UIという言葉が浸透していなかった2007年(iPhoneが発売される2ヶ月前)からインターフェース開発に携わり、今ではUI/UXデザイナーとしての仕事が多い私ですが、40代になった今、この不安が尽きることはありません。

フロントエンドエンジニア、Webディレクター…キャリアアップの選択肢は色々あるけれど、どれも自信がない。このままWebデザイナーのままでいいのか、それとも何かを変えるべきなのか?

私が感じている「40代Webデザイナーのリアルな不安」と、そこから見えてきた「この先も働き続ける」ためのヒントを、正直な気持ちでお話しします。

キャリアの壁?挫折した「フロントエンドエンジニア」への道

Webデザイナーのキャリアアップとして、需要の高いフロントエンドエンジニアを目指そうと、30代後半は努力しました。HTML、CSS、JavaScript(jQuery)、PHPの設計・実装、CMS構築やカスタマイズができる専門職です。

しかし、現実は甘くありませんでした。

  • 何冊もJavaScriptの本を読みましたが、「自分でゼロから作りたい」という意欲が湧かない。結果、簡単な修正程度しかできない。
  • 解決できない問題に直面しても、周囲に説明を聞くと「だんだん相手が面倒になってきて作業を取り上げられる始末」
  • 専門用語の理解も困難で、結局は挫折

この経験から、私にはフロントエンドエンジニアは向いていないと痛感しました。

もう一つの選択肢?自信喪失した「Webディレクター」への道

Webコンテンツ制作の責任者として、エンジニアやデザイナーの間に立ってプロジェクトを推進するWebディレクター。幅広い知識と高いコミュニケーション能力が求められる職種です。

  • 制作物の工数管理監修はできる。
  • しかし、企画やマーケティングの経験は乏しい。
  • Web解析の専門用語に悩み、うまく取り組めない。

「結局、総合的な力が無いから任せられる人になれない…!」と自信喪失し、ディレクターの立場になることはずっと避けてきました。

このままでいいの?Webデザイナー(UI・UX)としての現在地

フロントエンドエンジニアもWebディレクターも挫折し、結局はWebデザイナー(UI・UXデザイナー)のまま。キャリアアッププランに関する記事を読むたび、「このままじゃいけないんだろうな」と、ずっと悩んでいます。

ただ、ありがたいことに今は従業員ではなく、フリーランスとしてお仕事をいただけている。

ディレクションのような統率力がなくても、「ここだけ作ってほしい」といった専門的なUI・UXデザインの需要は、単価は別にしても常に存在しています。おかげで、40代になった今もWebデザイナーを続けていられる状況です。

拭えない不安:若手との競争と「成長しろよ、自分」

しかし、不安が完全に消えることはありません。

「飲み込みが早く、人件費の安い若者でいいよー!」と言われ、いつか全く仕事が取れなくなるのではないか?そんな漠然とした不安が拭えないのです。

いつまでも消えぬ不安、成長しろよ自分…(´;ω;`)ウッ…

これは、多くのフリーランスWebデザイナーが心の中で叫んでいる、リアルな本音なのではないでしょうか。

まとめ:不安を乗り越えるための「強み」と「変化」

40代Webデザイナーとして、キャリアへの不安は尽きません。しかし、これまでの経験から見えてきたこともあります。

  • 自分の「得意」を明確にする:
    私の場合、「UI・UXデザイン」という専門性が、今の仕事につながっています。無理に苦手な分野に手を出すより、得意な領域を深掘りすることが重要です。
  • 変化を恐れない柔軟性:
    若手との競争は避けられませんが、経験に裏打ちされた品質や提案力は、若手にはない強みです。また、常に新しい技術やトレンドを学び続ける柔軟性も不可欠でしょう。

この不安と向き合い、「何歳まで続けられるか」という問いへの答えを見つけるために、私はこれからも自分の強みを磨き、変化し続けるWebデザイナーとして歩んでいきたいと思います。

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