カメラのライティングを学ぼう!ビーズアクセを美しく撮るコツ

Lighting Lesson-ビーズ撮影のコツ

まずは悩みから:残念だったアクセ写真

先日「株式会社アント」さんで、ビーズアクセサリー撮影の個別レッスンをしてもらいました。
実はフィルム時代に一度カメラを習ったことがあるのですが、デジタルになってからは自己流。
結果、デジカメでの撮影では、こんな写真ばかり…

2002年、320万画素のデジタルカメラで撮影してた残念なビーズアクセサリーの写真

あれ?なんか暗い…
こっちは白飛びしてる…
さらに青みがかってるものも…

こんな写真ばっかりでした。

  • ピントが甘く、せっかくのビーズがぼんやり
  • 光が強すぎて白飛び、もしくは影だらけ
  • 色味がくすんでしまう

これじゃ作品の良さが半減…
もう、せっかく作った作品の良さが伝わらないんですよね。


今回のレッスンで「光をちょっと変えるだけでこんなに違うの!?」と、まさに目からウロコでした。

レッスンで学んだライティングの基本

プロの先生が教えてくれたのは、実はとってもシンプルな方法。
難しい機材は不要、家にあるデスクライトと白い紙だけで、写真がぐっと良くなることを教わりました。

撮影手順
  • 三脚でカメラを固定
    「え、被写体動かないのに?」と思ったけど、構図が固定できるからライティング調整しやすいし、ブレも防げる。
  • ライトは上から+トレーシングペーパー
    直で当てると影がクッキリ出ちゃうから、ふんわりさせるためにペーパーをかぶせる。
    光が柔らかくなって、ビーズの輪郭がきれいに見える。


    撮影ライティングの設定
  • レフ板(白い紙でもOK)を使う
    影が強すぎる部分に光を跳ね返して当てます。
    白を使うと色かぶりが起きにくく、自然な反射光が作れます。
     「レフ板って難しそう…」と思ってたけど、紙で十分だった!
  • セルフタイマーでシャッター
    これ一番びっくり。
    「動かないのにタイマー必要?」って思ってたけど、シャッター押すときに手が動いてブレるらしい。
    タイマー使うとピタッと止まる。

このセットだけで、ほんとに写真が変わる!
透明感もキラキラもちゃんと写るようになりました。

スワロフスキービーズのアクセサリー撮影。2003年デジカメと2013年一眼レフの仕上がり違い
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デジカメでの撮影に悩み、カメラ教室に通った当時の記録はこちらにまとめています。

ビーズのキラッと感を引き出すコツ

慣れてきたら、ライトをちょっと動かして遊んでみます。

  • 上からライトを足して、カッティングの反射を強調
  • 横から光を入れて、立体感をプラス
スワロフスキービーズのアクセサリー撮影。before(マットな印象)とafter(キラッと光る印象)

おっ、なんか急にプロっぽくなった!
光の位置を変えるだけで、のっぺり写真が立体的に見えるから不思議。

テカリを意識的に出す方法

これが一番ハッとしたポイント!

つるつるしたパーツは、光が当たるとテカリが出ますよね。
普通は「失敗かな?」と思うところだけど、コントロールできれば逆にかっこいい。

  • 上からクリップライトを追加してハイライトを作る
  • 光の角度を少し変えて、ちょうど良い位置に反射の線を入れる
天然石の帯留め撮影。before(のっぺりな印象)とafter(上部に三日月のようなテカリ)

あ、質感出た!
強すぎると白ベタになるから、ライトを遠ざけたりして微調整。

撮影のライティング設定

これで一気に“作品写真”感が出ます。

マクロレンズでぐっと寄る

そして気になるレンズ比べ。
60mmと100mmのマクロレンズを試してみたけど…

あれ、そんなに違わない…?

100mmのほうが離れた場所から撮れるので、影が入りにくいしボケ味もいいらしい。
でも私は60mmで十分でした。
値段も手頃だし、普段使いならこれで満足♪

マクロレンズ 60mmと100mmで撮り比べ

まとめ:次はどんな写真を撮ろう?

  • 三脚で構図を固定
    → 光の調整がしやすい
  • 光は柔らかく
    → ビーズの輪郭がなめらかに
  • レフ板で影をコントロール
    → 立体感アップ
  • タイマーでブレ防止
    → シャープに撮れる
  • テカリを味方にする
    → 質感が出る
  • マクロレンズは60mmで十分
    → 気軽に寄れる

撮れると楽しい!
これからもっと練習して、作品の魅力をしっかり伝えられる写真にしていきたいです。

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