浴衣で巡る夏の京都『青蓮院門跡』巨大クスノキと涼を求めて

京都での結婚式出席後そのままお泊りし、今日はレトロ柄の浴衣です。朝食を食べに行ってこれから何処を訪れようかと悩んでたら、急に雷雨に見舞われました。夏だなぁ。すぐ雨がやんだけど、どこ行こう？

連日のオーバーワークのせいか、のんびりしたい。
巨大クスノキを見に、青蓮院門跡へ行こう！

青蓮院門跡

烏丸御池駅から地下鉄に乗り、東山で下車して歩くこと10分、青蓮院門跡（しょうれんいんもんぜき）に到着。

樹齢800年の大クスノキ

青蓮院門跡の入り口で、樹齢800年の大クスノキが迎えてくれました。

大きく広げた枝、それを支えるがっしりとした根、苔に覆われた姿がたくましい。何事にも動じることのない、力強くただ立っているわ。

青蓮院の庭園を眺める

青蓮院は天台宗の京都五ヶ室門跡の一つで、古くより皇室と関わり深く格式の高い門跡寺院とされており、庭園も趣深いです。ここの庭園は見る位置によって色んな表情があるので、座敷の中や廊下など様々な場所に座って眺めてると新しい気づきがあるかもしれません。

心静かにじっと座ってると、木々に囲まれ少し暗い座敷はひんやりと感じられました。雨上がりだからか霧が立ちのぼる…

ビビットな色彩の華頂殿

華頂殿には十六歌仙額絵が飾られ、伝統と現代アートが融合した木村英輝氏奉納の蓮の襖絵はビビットな色彩もあり見事でした。

さいごに

あくせく名所巡りも楽しいけれど、青蓮院門跡は観光客がどっと押し寄せるほどではないスポットです。何もなくただ静かに庭を眺め、ぼーっと庭を眺めながら涼むのもおすすめ。そんな中で、ボーッとうたた寝も気持ち良い。青蓮院では年春と秋に夜の特別拝観、ライトアップを開催してるのでそちらもお楽しみに。