浴衣で茶道稽古

7月も入り蒸し暑い季節がやってきました。茶道のお稽古行くのに一応夏着物は持ってるんですが、変わり織り綿麻浴衣のほうが涼しいので、今回は浴衣の中に襦袢を着て着物風浴衣でお稽古です。

浴衣を見て茶道の先生や母は…
麻? 絽の着物?

そう思われるほど柔らかな風合いの浴衣。ただ絹のような足さばきの良さがないのが残念です。

茶道稽古:寄付(よりつき)

茶道ではお席入りする前に寄付(よりつき)と言う控室で待つらしいのですが、公民館でお稽古してるのでその場所はなく想像して振る舞いだけお稽古です。寄付では白湯が振る舞われるそうで、涼やかなグラスに入れた白湯を頂き一呼吸。

そして今回お稽古で初めて使う棚について説明を受けました。

唐銅の七種蓋置

唐銅の七種蓋置

次に唐銅の七種蓋置をずらりと並べられ、昨年教えて頂いた内容を復習です。この蓋置はとても小さく趣向を凝らしていて、面白いと思いませんか?今回は夏にちなんで栄螺(さざえ)を使用することしました。

お点前レッスン

稽古では実家近所の人と4人で習ってて、お濃茶1回とお薄2回の計3回。3人が順番にもてなす側の亭主を務めることになっています。今日は母がお濃茶をたてる番。私はお茶をたてることなく正客でした。

1ヶ月ぶりで、すっかりやり方忘れながらも先生が優しく教えてくださいます。夏らしいヒマワリの主菓子頂きながら待ってると、お部屋にお抹茶の香りがたちこめてきました。

シャカシャカシャカと茶筅の音が響き渡る…

お濃茶と主菓子

ひまわりの主菓子

お点前頂戴いたします(*´∀`*)

ドロっとしたお濃茶を口に含むと、あとから広がってくる甘み、そして鼻に抜ける抹茶の余韻。お薄はあまり好きではないけれど、お濃茶の後味はなんとも良い感じです。お濃茶の後、少し残してた爽やかな甘さの主菓子を口に含みごちそうさま。