卒業式のシーズン、最近出勤途中でよく袴姿の女の子を見かけます。今朝は前を歩く袴姿が印象的だったので思わず声かけ、後ろ姿を撮らせてもらいました。
古典柄の艶やかな振り袖に合わす黒無地袴。袴は一般的に中振袖とあわせるのが多いので珍しく感じました。着物の格から言っても多分オススメしないのかもしれません。
振り袖に袴はもったいない気がするかもしれないけど、あえて着物を全部見せることなく想像の余地を残した黒の袴。派手な振り袖の色を抑え、歩くたびに長い袖を颯爽とはためかせて歩く姿はクールでした。ポニーテールに沢山ピアスをつけ、バッチリメイクな彼女は美しい(*´∀`*)
彼女と別れて、また袴の子と遭遇。
よくある矢絣に紺の袴、「ハイカラさんが通る」みたいな王道バージョン。これも可愛いくて大好きです。私も卒業式、紫の矢絣に紺の袴でした。
今の季節は天候にかかわらず、普段和装に袖を通さない子でも着物姿で艶やか。着るだけじゃなく、着物を愛でるのも楽しみのひとつです。
卒業式でよく見る袴、正式な場所には着ていけないけど明治時代に動きやすいよう馬乗り袴から改良され女学生や先生にとりいれられたもので、別に卒業式限定品じゃありません。私はブーツと合わせて普段の日も袴はいてるけど、楽でオススメ。