着物には白足袋に草履だけって思っていませんか?
フォーマルではもちろんそれがベストだと思うけど、カジュアルだったら誰にとがめられることなく、好きな足元を装いたいですよね。洋装で考えたら白ソックスにローファー、ヌーディーカラーのパンストにパンプスだけって感じに限定ってこと。柄物の靴下やスニーカーだったり選択肢があるように、和装の時も楽しみたい。
白足袋以外の足元ってどんなコーディネートがあるの?
着物好きさんはどんな足元でオシャレを楽しんでるかまとめてみました。
春の京都キモノジャック
着物にハマり始めた頃、京都キモノジックに参加しました。みなさんの足元をチェック!
レース足袋
30度近くになった暑い日のイベントでは透けるレース足袋を発見。涼やかで、しかも女子力UPしてます(*´∀`*)
レース足袋でも透けないタイプがあります。私は透けるのがちょっと苦手なので、こちらの透けないレース足袋をお手本に履くようになりました。
柄足袋
青×黒の縞柄着物に負けない柄足袋が個性的です。さらに草履は台が紫で鼻緒が赤、柄on柄がすごい!多色で色合せが難しいビビットカラーコーディネートを楽しんでました。
左の男性は派手な着物に黒柄足袋、クッション性が高そうな草履ですね。対して右の女性はシックなグレーの着物に白足袋、草履の赤い前坪がアクセント効いててオシャレ。
キモノジャックなだけあって、派手な男性が目立ちます。
お揃いの柄足袋。男性は女性ほど着物の柄を楽しめないので、足元にこだわるのかもしれません。
春のお花見
ピンクグラデーション草履+レース足袋
花見の季節、桜にあわせてピンクのグラデーションかかったウレタン草履を履いてお出かけしました。
可憐な草履が引き立つよう白のレース足袋です。ウレタン草履は値段が安い分見た目もそれなりですが、花見など汚れやすい場所でも気軽に履いていけるのが嬉しいですよね。
夏の花火大会
レトロ柄下駄+素足ペディキュア(赤)
夏の花火大会には浴衣、素足に下駄が快適です。鼻緒と合わせてペディキュアも赤を塗ってみました。
秋雨
天候の悪い日は替え足袋持参したりするけど、友だちと遊びに行くのなら汚れ目立つ白足袋はじゃなく、足袋ソックスでカジュアルダウンもオススメ。しかも草履とカバーが一体になってる雨草履なら簡単に脱ぎ履き出来、雨から足を守ってくれます。
二枚歯下駄+爪皮
雨よけに二枚歯下駄と爪皮は古典的でかっこいいですが、履きなれてないと歩くのが大変です。
冷え込む冬
ショートブーツ(黒色)
卒業式だけじゃなく、カジュアルなら着物にブーツも全然OK。坂本龍馬は卒業式にブーツ履いてたんじゃないですよ、過去の人だってそんなの関係なく履いていたのにフォーマルな場でなければ気にせず温かな履物を履くのもありかと。ブーツを履く時は着物の丈を短めにするとバランスいいです。
ショートブーツ(茶色)
茶色のショートブーツだと、よりカジュアルで優しい印象に。ガーリースタイルとかにぴったりです。
別珍足袋
冬は綿足袋だと寒いので、温かな別珍足袋を履く人もよく見かけます。白もいいですが、黒無地だと着物の色や柄に影響与えずコーディネートしやすいですよ。色んな色があるし、足袋裏地を柄にするといったお洒落も出来ます。
下駄
下駄は浴衣とセットで夏なイメージかもしれませんが、通年履けます。
畳表の草履
雨の日は水分含んで型くずれの元だから、履いてはいけないそうですが、畳表の草履は上級者って感じです。
まとめ
和装用に何足か試してみて、私的にはクッション性が良い草履とブーツが今は好きです。下駄は裏のすり減りがが早く、消耗品って感じでもったいない。
草履はちょっといい値段のものを誂えて、裏ゴムの貼替えや鼻緒を挿げ替えたりメンテナンスしながら長く履き続けるのが理想です。フォーマルでなく普段カジュアルに着こなすなら、ルールに縛られずお洒落を楽しみたいですね。