リサイクルの長襦袢の袖を剥がし、嘘つき袖を作ってみようと、先月「楽天シンエイ」さんの全品70%OFFセールで長襦袢を990円で購入してたので、今日はその襦袢を自分で解いていきます。
長襦袢を解く
袖だけが欲しかったので、まずは袖を糸切りハサミでプチンプチン。慎重にやっていくこと20分。両袖がはずせました。
袖だけじゃなく、せっかくだから長襦袢全部解いてみよう!
どれだけ時間かかるかしら〜
衿がはずしやすそうだから袖の次に取り掛かったんだけど、1枚ものじゃなくて共衿が上からかぶさってたりするんだなぁと発見。
次はおくみを外したはずなんだけど、パーツどこいったんだろ。おくみをはずすと裾の一部はずれたので、全部はずしました。
あとは前身ごろと後ろ身ごろを止めてる両脇を解けばいいかな。
でもよく見たら裏地が付いてるじゃないですか!!
裏地を先にはずしてポイッ。
16時から始めた長襦袢解きは、気づけば日が暮れて3時間経ってました。
欲しいのは替え袖用のパーツだけだったけど、他の布は何に使おっかなぁ〜
洗濯機で回して縮率確認とか楽しみだ。
襦袢のパーツを全て外して気づいたこと
着物は一枚の反物から作られているとは知っていたけれど、前身頃と後ろ身頃を肩でつなぎ合わせたりせず、長い1枚の布を肩にかけ、両脇留めて作られてました。
また身丈の長さは胸の下あたりと腰辺りで折り上げられてる。ここが内揚げ部分ってことで、それがあれば丈を伸ばすことができる、だからリサイクル着物を買う時に、背の高い人達がそのあたりを触って厚みを確かめてたんだとわかりました。
知識として知ってはいても、いざ自分で解いてみると、わかってなかったと気づく。
着物好きさんなら、いちど安いリサイクル着物を買って、分解すると理解深まりおすすめ。
レースブラウスも解いてみる
長襦袢を解き、ついでにレースのブラウスも解いてみることにしました。このブラウス、どうも太く見えちゃうからタンスの肥やしになってたんですよね。1,300円のプチプラで、2夏着たし切り刻んでリサイクル♪
このブラウスはミシン縫いだったから外すの大変だったけど、レース4枚GET。
レース単体で買うより、レースが付いた服から外したほうが安いかもしれない。
伸びずしっかりした生地の綿レース、これは着物の衿や袖、裾などにつけてアレンジが楽しめそうです。