もみじ柄の着物コーディネート

お姑さんの形見でまだ一度も袖を通したことがない、もみじ柄の着物があります。11月初旬、街の樹木はまだそこまで色づいてないからちょうど良いから美術館に着ていこう!ただ…思った以上にコーディネート悩みました。普通の小紋着物なんですけどね。それでは美術館からご紹介。

STARS展 – 森美術館

STARS展 - 森美術館

現代アートを中心に展覧会を企画開催する森美術館。2020.7.31(金)~ 2021.1.3(日)まで、「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」が開催されています。

草間彌生さんや村上 隆さん、奈良美智さんなど、現代アートにおいて世界が認める6人の日本人アーティストの初期作品と最近作の展示会で、震災がテーマだったりメッセージ性が高く、色々気付かされる内容でもありました。

著者

個人的には村上隆さんの五百羅漢図展を見てからファンになり、鬼とか好き。
STARS展は、一部をのぞいて撮影可能です。

村上隆 STARS展

期限切れになってた森美術館の年間パスポート6,000円(税込)も更新完了。STARS展は2,000円、展示会チケットはだいたい2,000円程度なので、3回ぐらい行けばもとが取れます。

著者 イエーイ

☆年パスのメリット☆
東京シティビューや有料のスカイデッキにも使えます。
人気展示会の時、長蛇の列ができてる中で専用通路からスッと入場出来るよ。

森美術館 年間パスポート

紅葉柄の淡色着物コーディネート

淡色もみじ柄着物コーディネート 前姿

もみじ柄の着物は、毎年見るたび頭を抱えてました。ザラッとした手触りの淡い色合いの着物だから黒い帯でメリハリつけてコーディネートしようと思ったけど、手持ちの帯はテカテカ光る黒繻子素材。柄は優しいもみじに対して、厳つい獅や目つき悪いキジとどうもしっくりきません。気にし過ぎかな(´;ω;`)ウッ…

ポイント柄の帯って他にないかと探してみたものの、今の季節に椿柄や波を表す青海波は違う気がする。紅型とか細かいパターン柄の帯だと着物の柄もパターンで全体的にうるさくなりそう。赤い帯とかそれこそ若々しさ全開になりそうな気配です。

そしてトーンが近い大きめの柄の昼夜帯を思い出し、やっと完成。帯5本以上取り出しては違う!とやってたけど、実はこのコーデもあまり好きじゃないんだなぁ。

淡い色合いのコーデってやっぱり苦手です。洋服でも基本は黒・紺と暗くはっきりした色たちばかり。秋色の羽織があれば、もっと引き締まるコーディネートを作れて私には簡単なのかも。

淡色もみじ柄着物コーディネート 後ろ姿

40代、若々しいピンクの八掛ってどうよ

ベージュ着物にピンクの八掛

淡い色が苦手ということもあるけれど、それよりも八掛が一番の問題でした。

著者 悲しい

40代にして濃いピンクの八掛!!!
抹茶色や辛子色、だったらいくつになっても心おきなく袖通せそうなのに。

レモン色とかなら若い色でも全然抵抗ないのに、どうしてピンクに照れが出てしまうのかしら。八掛交換がしたい。でも1万円以上払ってまで着たいと思える着物じゃない。しつけ糸もついてて使用感ゼロだったから、もしかしてかっこいい系が好きだったお姑さんも着てなかったのではないかと思われます。

一度は着たし、もう誰かに譲ったりリサイクル着物屋さんにひきとってもらってもいいかな。収納スペースがパンパンなだけに、なかなか着こなせない着物の保管が悩みのタネです(^_^;)