たまに聞く「着物は冬寒すぎる」話。たしかに首筋は衣紋抜くから風がピューピュー入ってくるし、袖口もゴムが使われるような洋服と違い空気を閉じ込めてくれず、寒い思いをした！なんて経験をもしかしたらしてる人がいるかもしれません。基本的には胴回りにタオルを巻いたりして、着付けの段階で重ね着してるからあまり寒くないんですけどね。
それでも着物は寒い！と思うあなた！
首、手首、足首の「三首」を温めるのが防寒に効果的ですよー
防寒対策:足元(トレンカ＆べっちん足袋)
私が真冬にやる足元の防寒対策はトレンカ！足首をしっかり風から守ってくれます。
インナーを熱くしすぎると出先でなかなか脱げず困るので、寒がりではない私は裏起毛とかでなく春夏用のタイプで。トレンカだとつま先が開いてるので足袋も履けますよ。
足袋は綿やレース素材でなく、風を通さないべっちん足袋だとHOT!
黒のトレンカしか持ってないので足袋も黒にして境目ごまかしてます。
もちろんベージュとか着物用のタイツもあるし、トレンカじゃなく10分丈のタイツとかでも吐き口を足袋で隠せるならそちらもオススメ。
防寒対策:上半身(ファーショール＆アームウォーマー)
着物の袖からほっそりとした手首がのぞくと色気あるなぁと思うのだけど、寒いときにはそんなこと言ってられません。手首を冷やさぬことが大切。分厚くなくていいので、風が当たらないようニットのアームウォーマーで防御してます。
また衣紋をガッツリ抜くと冷気が首を撫でて寒い。オススメはタートルネックセーターで手抜き着付け。でもフェイクファーショールがあるので、最悪それで覆えばいいか！と思い、この日は首をだしました。
コテを使うこともなく、るりんぱ×3でちゃちゃっとまとめ、バチ型かんざしをサッと指してるだけの簡単着物ヘア。
ヘッドスパのクーポン満載・髪の総合情報サイト【頭美人】のヘアレシピです。今回は「くるりんぱ×3で！上品アップスタイル」のヘアアレンジについてのご紹介です。
冷える方や腕もショール羽織るだけで私はOK!
ちなみに真冬はUネックのヒートテックを手放せません。暑くなるとすぐ袖をまくっちゃうけど。
とういうわけで、ショール、アームウォーマー、トレンカで3首を冷やさぬようにし、極寒でない限り私は東京での着物防寒対策は十分です。
銘仙着物で映画鑑賞(4DX)
これだけ防寒してお出かけした先は、映画館でした。4DXでアバター見たかったんです。
角出しがちょうどいい感じにクッションで腰が楽になるかと思ったのに、シート自体しっかり腰回りが膨らんでて逆に痛い…
なので…
帯を時計回り半周しお太鼓を前に回して座ることに。はだけてみっともなくなりそうな足元も、羽織をかけて目隠ししよっと。
着崩すと人の目が気になる〜なんてことも暗い映画館なら誰も見てないわ！
着物で映画館は特に問題なかったものの、4DXで困ったこと。
アバター第2弾ウェイ・オブ・ウォーターは、タイトルにも使われている通り、「水」の表現がとても多く、4DXで見るとパシパシと水しぶきが飛んできて、着物だと不安。ま、レトロな着物ですでに経年劣化許容してるから多少水シミついてもいんだけど。
メガネをかけて4DXで映画を堪能し、約2時間着物姿で映画楽しみました。見終わったあとはまた時計回りに半周回し元通り。トイレでチョチョイと直せば完璧。
着物で行くとことがない、冬は寒いから嫌！って人も、映画館へ行ってみませんか？見終わったあとは、好きな装いでのお出かけだし、まっすぐ帰らずカフェやレストランで余韻楽しむのも◎
先日は骨董市にお付き合いいただきましてありがとうございました^^
ショールとトレンカ＆べっちん足袋は私も使ってます。プラスでヒートテックも。
着物で映画もいいですね〜〜〜！
ゆゆきちちゃん、こんにちは！
こちらこそ先日の骨董市ありがとね。その時に買ったこの緑銘仙、案外いい感じにコーデまとまってくれ、プッシュしてくれたことに感謝。
やっぱショールとトレンカ＆べっちん足袋&ヒートテック、着物好きにはアリと思うけど、着付け教室に通ってたときはトレンカ、ヒートテックは全然浮かばなかったかもしれないなと、まとめてみました！