黒裾除けと定番白裾除け

普段着物ライフで、いつも長襦袢を着ることなく”筒袖の半襦袢+裾よけ”なんですが、風で裾がひるがえった際に、白の裾よけが見えるのに悩まされてました。ポッチャリ体型だからリサイクル着物だと身幅が足らなかったりして、簡単に膝下見えちゃうことあるんですよね(´;ω;`)

裾よけ悩み相談

母1

白い裾よけ見えるの嫌だったら、下半身は色のついてる二部式襦袢を着れば良いんじゃないの?

著者 悲しい

二部式襦袢って半襦袢ついてくるやん。それは不要やからもったいない。

母1

だったら自分で作ってみたら?
裾よけは長方形で簡単に縫えるんじゃない?
好きな柄生地買ってきて作ったら解決でしょう?

著者 悲しい

ちゃうねん!
裾よけはベンベルグってこだわりあるねん。綿やったら足さばき悪いし、ポリエステルやったら汗がまとわりついて不快。ポリエステルならもったいなくても手間とコスト考えて二部式襦袢買うわ。

欲しいのはベンベルグ、夏だったら爽竹
でもその素材で色付きなんて、なかなか手に入らへん。
作るん面倒やし…

裾よけベンベルグへのこだわり

手抜きに半襦袢とかするけれど、裾よけはベンベルグと言うこだわりだけは外せません。浴衣のときは安い着物スリップとか着たりもしてるけど、ベチャッと足に張り付く感じがイヤでぜったい和装ステテコだけは履いてます。

著者 憧れ

ベンベルグだと肌触りが優しくて、しかも滑りが良い。夏はひんやり、冬はあたたか、静電気も逃してくれるから大好き。

詳しくはメーカーサイトへ。わかりやすく解説してあります。→ベンベルグとは|旭化成株式会社 繊維事業

ベンベルグの着物スリップも欲しいな…、半衿つけれないから浴衣のときしか使う予定ないけど↓

定番の白裾よけ(ベンベルグ)

定番すそよけ ひるがえった場合

愛用してるベンベルグの白い裾よけです。あ、でも長襦袢着るなら、普通裾がまくり上がっても見えないか…

著者 悲しい

この白い生地が肌着見えてる!って思えて恥ずかしい。

黒の裾よけ(ベンベルグ)

黒すそよけ ひるがえった場合

新しく購入した黒の裾よけです。腰回りの綿でできた力布は紫。力布はどうせ見えないから何色でも良いのだけど…

著者

白だと肌着に見えるのに、色が付いてるだけで恥ずかしく感じないと思えるのは私だけ?

紺色着物に黒の裾除けを履いてみる

黒すそよけだと目立ちにくい

黒の裾除けを履いてみました。濃紺の単衣着物にあわせてみたけれど、あまり下着として目立たないですよね?

著者 イエーイ

フフッ
濃い色の着物が多いから、この裾除けはヘビロテ間違いなし。

おまけ-欲しい裾除け

私にとって裾除けは、着物がはだけた時でも生足をできるだけさらさず、相手に不快なものを見せないように予防するためのアイテム。そして汗を吸い取って着物を汚さないようにするためのもの。きっちり裾除けを着付けたら、ウエストとヒップを寸胴に補正してくれる効果もあります。

だから、見えないウエストと膝上ぐらいまでは座った時ベタつかないよう吸水性のいい素材を巻き付け、膝下は着物がはだけたときでも見苦しくない!と思える生地なら、ベンベルグじゃなくても良いんじゃないか?

安いレーススカートやシフォン、プリーツなどのスカート買って、腰回りだけさらしとか補正しやすい素材で簡単に作れたりして。裾さばきを考えるとやっぱり裾除けはベンベルグが理想だけど〜