先日先生が沢山お花を頂いたそうで、茶道のお稽古は花所望となりました。
花所望とは
花入れとは亭主が客を迎えるためにしつらえる床を客に譲り、花入れに入れてもらうよう所望すること。客は席入りしたあと、亭主から花々を飾る楽しみを授かるわけです。
由緒ある花入を使う時や客から見事な花を頂戴した時などに行うそうで、床には事前に沢山の花を乗せた花台を置いておきます。
花入れに入れる
まず床の正面に座り、花入れの形を確認します。次に花入れに対してちょうどいい長さをイメージして花を手組みし、茎カットします。ありのまま入れることが大事で、花入れに入れてから長さを切りそろえてはダメとのこと。
小刀の悩み
小刀で茎をカットとするのは案外難しいです。なにより私は左利き!左手使って道具を持ったら叱られました。利き手と逆の手で刃物を持つなんて泣きそう。「難しいならハサミ使ってもいいですよ」と言われたけれど、園芸バサミですら利き手と逆は難しいです。
順番に花所望
1人にひとつずつ花入れを用意してもらったので、順番に行っていきます。花入れに入れたものが気に入らない場合、入れっぱなしのまま部分的に直すのではなく一旦全部抜いてから整え入れ直しなさいと教わりました。
花入れ失敗
母が活けた花入れは、花が長すぎバランス崩れて転倒しました。畳が水浸しになってしまったけどこれも経験?練習だからそれもあり?
お菓子を頂く
花所望の後はいつものお手前の稽古をし、主菓子いただきます。それぞれ違う形の主菓子はカラフルで可愛い。でも、やっぱり餡は苦手でお干菓子のほうが嬉しい♪
茶道は正座苦痛、和菓子苦手、左手禁止でなにかと不向きですがそれでも頑張ります。おもてなしの心を少しずつでも習っていくと自分が成長できる気がして楽しい。何気なくその気持ちから実践できるようなりたいです。