まずは悩みから:残念だったアクセ写真
先日「株式会社アント」さんで、ビーズアクセサリー撮影の個別レッスンをしてもらいました。
実はフィルム時代に一度カメラを習ったことがあるのですが、デジタルになってからは自己流。
結果、デジカメでの撮影では、こんな写真ばかり…


あれ?なんか暗い…
こっちは白飛びしてる…
さらに青みがかってるものも…
こんな写真ばっかりでした。
- ピントが甘く、せっかくのビーズがぼんやり
- 光が強すぎて白飛び、もしくは影だらけ
- 色味がくすんでしまう

これじゃ作品の良さが半減…
もう、せっかく作った作品の良さが伝わらないんですよね。
今回のレッスンで「光をちょっと変えるだけでこんなに違うの!?」と、まさに目からウロコでした。
レッスンで学んだライティングの基本
プロの先生が教えてくれたのは、実はとってもシンプルな方法。
難しい機材は不要、家にあるデスクライトと白い紙だけで、写真がぐっと良くなることを教わりました。
- 三脚でカメラを固定
「え、被写体動かないのに?」と思ったけど、構図が固定できるからライティング調整しやすいし、ブレも防げる。 - ライトは上から+トレーシングペーパー
直で当てると影がクッキリ出ちゃうから、ふんわりさせるためにペーパーをかぶせる。
光が柔らかくなって、ビーズの輪郭がきれいに見える。
- レフ板(白い紙でもOK)を使う
影が強すぎる部分に光を跳ね返して当てます。
白を使うと色かぶりが起きにくく、自然な反射光が作れます。
「レフ板って難しそう…」と思ってたけど、紙で十分だった! - セルフタイマーでシャッター
これ一番びっくり。
「動かないのにタイマー必要?」って思ってたけど、シャッター押すときに手が動いてブレるらしい。
タイマー使うとピタッと止まる。
このセットだけで、ほんとに写真が変わる!
透明感もキラキラもちゃんと写るようになりました。

デジカメでの撮影に悩み、カメラ教室に通った当時の記録はこちらにまとめています。
ビーズのキラッと感を引き出すコツ
慣れてきたら、ライトをちょっと動かして遊んでみます。
- 上からライトを足して、カッティングの反射を強調
- 横から光を入れて、立体感をプラス


おっ、なんか急にプロっぽくなった!
光の位置を変えるだけで、のっぺり写真が立体的に見えるから不思議。
テカリを意識的に出す方法
これが一番ハッとしたポイント!
つるつるしたパーツは、光が当たるとテカリが出ますよね。
普通は「失敗かな?」と思うところだけど、コントロールできれば逆にかっこいい。
- 上からクリップライトを追加してハイライトを作る
- 光の角度を少し変えて、ちょうど良い位置に反射の線を入れる


あ、質感出た!
強すぎると白ベタになるから、ライトを遠ざけたりして微調整。

これで一気に“作品写真”感が出ます。
マクロレンズでぐっと寄る
そして気になるレンズ比べ。
60mmと100mmのマクロレンズを試してみたけど…

あれ、そんなに違わない…?
100mmのほうが離れた場所から撮れるので、影が入りにくいしボケ味もいいらしい。
でも私は60mmで十分でした。
値段も手頃だし、普段使いならこれで満足♪

まとめ:次はどんな写真を撮ろう?
- 三脚で構図を固定
→ 光の調整がしやすい - 光は柔らかく
→ ビーズの輪郭がなめらかに - レフ板で影をコントロール
→ 立体感アップ - タイマーでブレ防止
→ シャープに撮れる - テカリを味方にする
→ 質感が出る - マクロレンズは60mmで十分
→ 気軽に寄れる

撮れると楽しい!
これからもっと練習して、作品の魅力をしっかり伝えられる写真にしていきたいです。

