掛け軸「柳緑花紅」

4月に入り、お床の掛け軸は「柳緑花紅」と書かれた色紙となりました。意味は柳は緑色、花は紅色、春にふさわしい。それは当たり前なことで、本来のありのままの姿で受け入れよと含蓄のある言葉です。

そんな春を感じられる和室での茶道稽古は「旅箪笥」。そのため先生は大きなお道具を運んできました。

旅箪笥 茶道

旅箪笥は、千利休が豊臣秀吉の小田原の陣に従った際に考案したものだそうです。当時の戦は長丁場で、お茶などたしなみながら続けていたんだと考えると驚きですね。しかも戦にこんな大きい物かついで持って行ったなんて。

旅箪笥 茶道

旅箪笥のお手前は、いつもと全然異なり留め金の外し方や蓋の扱いまで細かく教えてもらい面白かったです。金具はこう持って、蓋は三分の一の場所を右手で持ってなど。ただこれ次に行うのは1年後、覚えてる自信は全くありません…