先日奇妙な黒の名古屋帯を購入しました。まずは購入時のときのことからご紹介(^^)/
ヤフオクで気になる名古屋帯を発見
久しぶりにヤフオクをのぞいたら、黒地にバラ柄の素敵な塩瀬帯を発見。説明には「目立つシミ汚れはありません。状態きれいです」と書かれています。長さは353㎝で普通の名古屋帯の長さ。最低価格は1,000円で、ウォッチしてる人は14名いるにもかかわらず、残り3時間をきる状況、1件も入札がないんですよね…
複数用意してある画像を確認したら、もしかして?と気づきました。
黒地に「夢」と灰色の文字が描かれてる帯って、葬式に締める「喪帯」だよね?
実際葬儀で親族以外の和装の方を見たことないし、わからないんだけど。
ジリジリとオークション終了時刻が迫ってきてるのに、誰も入札しない。
無彩色でなく、ちょっと物悲くも見えるものの着色してあるバラ柄、コレを表に出して喪帯って指差す人いる?
誰も入札しないので、残り5分に入札、最低落札価格でゲットしました。
ヤフオク落札ごぶさたクーポン50%OFFを利用して帯代は500円。
使いづらかったとしても、話のネタにでもなればいっか!
せっかく購入したので、染大島紬に合わせコーディネートしてみました。
「夢」× 染大島紬コーディネート
まずは「夢」の字を表にしてコーディネートです。グレーの染大島紬に合わせたら、葬式に行く装い?ってやっぱり思える…
「バラ柄」× 染大島紬コーディネート
次に着物はそのまま、帯を裏返しにしてバラ柄を表にコーディネートです。着物自体暗いから寂しい印象を与えるけど、華やかな小紋着物とか合わせたら、引き立ちそう。金彩で油絵タッチの素敵なバラ柄、これを普段着物として普通に着用するつもりです。
うん、汚れもないし、買ってよかった…だろう。やっぱり喪帯なのかは気になるけれど。着物警察に睨まれませんように。