MacBook Air M1は仕事で使える?UIデザイナーがAppleチャットで検証した購入スペック

「M1不向き?」不安な質問にAppleが直接回答!

画面が割れたMacBook Pro 2017の買取話が頓挫し、修理の見積もりまで出して結局放置したあの話から、ついに新しいMacの購入を決意しました。

買取も修理も立ち消えになり、画面割れのままのMacBook Proはまだ動いてはくれるものの、容量不足でアップデートもままならない状況に… 。仕事の継続に支障が出ると判断し、重い腰を上げてApple Online Storeのチャットサポートに相談しました

そして2022年2月2日、最終的にカスタムモデルのMacBook Air M1をApple Online Storeで購入。2月11日に配送され、私の新しい相棒になりました。

知人に売って資金にする夢は破れたけど、仕事のため。背に腹は代えられない!

【Webデザイナーの悩み】Airで本当に仕事はできるのか?

当時のMacBook Pro 2017(Core i5/メモリ16GB)は、4年目にして容量不足に悩みつつ、WebのUIデザイナーとして、Adobe系、Docker、Xcodeを同時に立ち上げるマルチタスク作業で酷使していました。

長らく「MacBook Pro一択」と言われてきたWebデザイナーにとって、性能が大幅に向上したMacBook Air M1が、本当に仕事に耐えられるのかが最大の不安でした。

Mac買い替えでUIデザイナーが悩んだ4つの論点

論点不安に思っていたこと
Airで十分か?Proを選ばず、Airで性能的に問題ないのか?
M1チップ不向き説Adobeや開発環境で不具合が出ると言われたが本当か?
メモリ16GB必須説M1でもメモリを16GBに上げる必要があるのか?
ストレージ容量後から拡張できないストレージは512GBで十分か?

Appleチャットで検証した4つの論点(M1チップへの不安を解消)

Apple Online Storeのスペシャリストに、これらの不安をぶつけました。

論点1:M1チップはAdobeや開発環境に不向きなのか?

登場人物発言内容補足・感情
M1チップが不向きでは?と周りに言われたのですがよくわからず 。M1チップへの最大の不安をぶつける。
スペシャリストAdobeソフトに関しては、ほぼM1チップ用のアップデートなどもリリースされておりますAdobe問題はほぼ解決しているという回答。
スペシャリストIntelが搭載されているモデルよりも性能が高いため、不向きということはないかと思います。まさかの「M1の方が高性能」という結論に驚き!
スペシャリスト1点注意点として、M1チップを搭載したモデルでは、Boot Campを使ったWindows OSの利用は推奨されていません。Windows環境を使わなければ問題ないということが判明。

Windows環境を使わない私には、Air M1でも性能は十分すぎるということが判明!Airへの道が開けた。

論点2:メモリ16GBは必須か?

登場人物発言内容補足・感情
やっぱり16GBに上げたほうがいいですか?予算を考えると、8GBで済ませたい気持ちも。
スペシャリストAdobeソフトを同時に立ち上げたり、Adobeソフト以外にもアプリを何個か立ち上げて作業を行うこともあると思いますので、メモリ16GBの方が間違いないと思います。16GBの重要性を再認識し、カスタムを決意。

論点3:ストレージは512GBで足りるか?

登場人物発言内容補足・感情
ストレージは購入後の拡張できますか ?拡張できないなら1TBまで上げる必要があるか?
スペシャリストストレージも後から増設することはできません 。4年ほどご利用いただいて256GBで容量が圧迫している状態でしたら、最低でも512GBの構成でご検討いただければ。既に外付けSSDを2個使っている ため、512GBで十分と判断。

最終決断と購入スペック:決め手は「速さ」と「返品保証」

登場人物発言内容補足・感情
M1チップを搭載したMacBook Proの性能がかなり向上しており、快適さが全然違う 。あくまで私は速さを知ってしまっていますが、自分の立場の場合では下取りに出してM1チップ搭載モデルを購入すると思います拡張できないなら1TBまで上げる必要があるか?
スペシャリストなるほど。速さですね、捨てがたい既に外付けSSDを2個使っている ため、512GBで十分と判断。

最強の決め手:開封後でもOKな「14日間返品保証」

M1チップの速さは店頭で実感するのが難しい 。しかし、スペシャリストから驚きの情報を得ました。

登場人物発言内容補足・感情
スペシャリストお受け取りいただいてから14日以内であれば、開封後や初期設定後でも返品することは可能です。驚きの制度!
Adobeを一度入れて試してから返品でもOKなんですか核心を突く質問。
スペシャリスト初期化していただくことにはなりますが、もちろん可能でございます迷いが吹き飛んだ瞬間!

この「まず買って試せる」という安心感と、「速さ」というアドバイスが、カスタムモデルのMacBook Air M1の購入を後押ししました。

実際の購入スペック(2022年2月2日注文)

項目構成金額
モデル13インチMacBook Air – シルバー¥159,280
CPU/GPU8コアCPU、7コアGPU、16コアNeural Engineを搭載した
Apple M1チップ
メモリ16GBユニファイドメモリカスタム
ストレージ512GB SSDストレージカスタム
保証AppleCare+ for MacBook Air¥22,800

エピローグ:3年後の今、M1 Airの使用感と次の悩み(更新日:2025年10月)

2022年2月に購入したMacBook Air M1は、あれから3年半が経ち、UIデザインの仕事でAdobe系ソフトや開発環境を同時に立ち上げても、期待通りの快適さが段違いでした。Proを選ばなくても、メモリ16GB/SSD 512GBにカスタムしたAir M1で、十分すぎるほどの性能を得ることができました。

そして今、また新たな悩みが浮上しています。購入から丸3年が過ぎ、半年後には減価償却の4年を迎えます。特に大きな問題は起きていないものの、「また買い替えの時期到来なのか?」と意識しつつあります。

そして、画面割れのMacBook Pro 2017は、未だに家に放置したまま。来年こそ、この2台のMacをまとめて処分し、次のMacBookへ移行する予定です。