退職後の最初の1ヶ月
4月半ばにIT会社を辞めてから、最初の1週間は役所や保険の手続きで終わってしまい、思ったより身動きが取れずモヤモヤ。
着物の仕事で生計を立てたいけど、本当に自分だけでやっていけるのかな…
辞める前から進めていた着付教室には、退職後も通い続けています。
教室では着付講師養成コースを受講中で、卒業すれば認定講師になれる予定です。
着付講師養成の先生からのアドバイス
ある日、教室で今後について相談しました。
先生は、現実的で少し厳しいアドバイスをくれました。
腕がつくまで、他の仕事もして軍資金を作りなさい
やっぱり、すぐに着物一本では難しいんだな…でも諦めたくない
この一言がとても重く響きました。
ECサイト構築運営講座で迷う
ちょうどその頃、ハローワークで「ECサイト構築運営講座」の案内を見かけました。
職業訓練として募集されていた失業者用カリキュラムで、もし受講できれば自己都合退職でも失業手当の支給期間が延びるというメリットも。
制作スキルはあるけど、販売ノウハウは学んだことがない。着物販売するなら学んでもいいのかも…？
ところが、ハローワークの職員さんからは意外な反応。
今さら何を習うの？ あなた制作スキルあるでしょう？
たしかに作るスキルはあるけど、作るのと売るのは別じゃない？
さらに、着付講師の先生からも厳しいひと言。
小売店に勤めるのは勧めません。ここで教えた着付けの技術を販売店で使うなら、卒業後に認定講師の名称は使わないでください。
もし販売の仕事を選んだら、せっかく学んでいる資格が使えなくなるのか…？
その言葉はとても重たく感じられて、受講を決める勇気が出ませんでした。
不安と希望のあいだで
36歳、未経験での着物業界挑戦は簡単ではありません。
知識も経験もまだ浅く、収入の見込みも不安定。
でも、それでも着物業界で働きたい気持ちは揺らぎません。
生活のためだけなら別の仕事を選べるけど、着物に関わり続けたい
将来的には、着付け教室の開業や、ネットショップ併設で運営することも視野に。
WEBスキルを活かしながら、自分なりの道を少しずつ探しているところです。
