圧倒的スケールの体験型展覧会として話題の「蜷川実花展」へ行ってきました。
場所は2023年10月にOPENした虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの「TOKYO NODE」、3連休初日に行きたかったけど当日予約が取れなかったので、建国記念日の振替休日です。
会場に入るとあたりは真っ暗。少しずつ進むと、床に水槽のような箱がたくさん転がり、ネオンがノスタルジックを感じさせる世界が広がってました。
蜷川実花展っていうから、もっと彩度が高くカラフルで華やかな世界を想像してたのに、なんかイメージが違う…
次の部屋に行くと、アンダーな都会が映し出されていて、叩きつける雨や燃え盛る火のようなネオン、吹雪など、奥行きある演出で迫ってきます。
アートな世界でステキだけど、チカチカと点滅が激しいし、視覚過敏の人はこの部屋無理かも…
暗闇から一転、真っ赤な通路が登場!
さらに進むと、高いドーム型の天井から床まで、大型の映像が絶え間なく流れていました。
寝転がって見上げながら鑑賞。
激しく動くかと思えば、静かな世界になったりと、緊張と緩和で生み出す表情が楽しい♪
“巡回不可”この不思議な形のドームでしか、見られないアート体験だって!
そしてやっと蜷川実花らしい世界がやってきました。
見渡す限り、極彩色の花・花・花!
天井も足元も、花が咲き乱れ、蝶が舞ってまさに桃源郷です。
みんな撮影に夢中で、全然前にすすみません…
この展覧会って若い女性しか来ない場所なの?
黒い着物に身を包んだおばちゃんの私、もしかして浮いてる?
混み合い映画セットのように作り込んでいた場所から抜け出ると、次はスクリーンが何枚も立てかけられ、流れるように花が映し出されています。
映像を見てる人もスクリーンに透けて映り、アートの一部みたい!
最後は撮影禁止のゾーンでしたが、そこはブース全体が暗がりの中で光をうまく演出し、キラキラとした世界が神秘的でした。
ちなみに最後の映像での立ち見は男性も多かったので、お花畑の場所だけが女性を移動したくないほど魅力的だったのだなぁと納得!
会場を出ると気づけば1時間が経過してました。
やっぱり蜷川実花の世界で、圧倒的な色彩、眩い光の渦、幻想的な世界を堪能できて良かったぁ
蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠 – TOKYO NODE
ではでは、ここからは私の着物コーディネート紹介。
年末にアンティークな黒地の大島紬を購入したので早速袖を通し、帯も唐獅子が描かれた黒にしてみました。
SNSで『銀座今昔きもの大市』の情報を知り、昨日行ってきました。去年はたしかクリスマスにマスクをして足を運んだっけ。今年の会場雰囲気はどう?チラッと見に行くつもりが今回も掘り出し物を手にしてしまい、ホクホク買ってきたのでご紹介。
羽織は着なかったけど、上下ヒートテックに指なしのロング手袋、フェイクファーのショールを羽織ればぽっちゃりんの私には十分。
ということで、最後まで見てくださった皆様、ありがとうございました。