今回はダブルショルダーバッグの前ポケット作りです。1回の授業で仕上がらなかったので、前編後編の2回となります。まずは前編からご報告。
前ポッケットの中央部分と3辺を漉く
前ポケットは左右2つあり、厚みのあるモノも入れられるよう少しふっくらしています。
そのためポケットの中央部分にヒダを作るのだけど、そのままだと分厚くなってしまうためヒダ部分だけ漉いて薄くします。また上部分以外の3辺も縫い合わせてから裏返すため、厚みが出ないよう漉いておきます。
前ポケットの革と内装を貼り合わせる
前ポケットの革を漉いた後、内装用の生地と両方ゴムのりを全面に塗って張り合わせます。
革の上辺部分が漉きすぎて穴が空いてしまったけど、あとで飾り革で覆うので大丈夫♪
前ポケットの上部に飾り革をつける
ポケット上部に飾り側を縫い付けるため、両面テープで仮止めします。破けた部分もテープで隠れました。
幅2cmの飾り革を半分に折り、ハンマーでトントントン!
飾り革で前ポケットを挟んでいきます。
両面テープでピタッとくっつけちゃえ!
両面テープで仮止めした飾り革をミシンで縫い付けました。
前ポケットにギボシをつける
前ポケットの表面は作れたところで、今度はビスを取り付けます。ビスを直接つけても良いのだけど、同じ革で今回はレザーワッシャーをつけることにしました。
15mmのハトメ抜きをハンマーでたたき、円状のワッシャー出来上がり。
完成品はバッグを覆う被せ革を止める必要があるからね。
さらにワッシャー(レザー)と前ポケット(レザー)、内装(布)3枚重なってる部分の中央に、ギボシを取り付けるための穴をハトメ抜きで開け、金具を通してネジを締めて完成。
もう片方にもギボシを取り付け、ポケットの表面は完成しました。
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