今回はかぶせ革についてです。このショルダーバッグを作るにあたっては真っ先に「異素材のハラコで作りたい!」と先生に伝えていて、ゼブラ柄の革を購入し本裁はすでに済ませてました。
でも…
かぶせ革だけ異素材にするなら、予備として別の革でも作れる?
ハラコって剥げやすく、角がみすぼらしい感じになるから、1〜2年が限界のイメージなんだよね。
そのことを先生に伝えると「別の革で作っても問題ないですよ」と言い、教室の奥から手触りの良く黒くて毛足の長い革を引っ張り出してくれました。
頬ずりしたくなるような滑らかさでウットリ♪
この材料との出会いは大切にしなくては。これでかぶせ革を作れば最高のショルダーバッグになる…はず。
モノが良いだけに少しお高かったけど、その場で即決購入。さっそく留め金のベルトをつけるための楕円と丸い穴を開け、異なる2枚のかぶせ革完成です。
2枚の異素材かぶせ革のパーツを作り、味をしめた私。
もっと他の材料でも着せ替え用として、かぶせ革を色々作ってみたい。
年末ギリギリの平日に浅草橋のレザーショップに買い出しに行き、モノトーン系の異なる革材料を探しました。
1軒目は「レザーメイトさとう」さんに伺ったのですが、まさか店主の体調不良でお休み。この店で素敵なゼブラ柄を購入したから、他の素材も楽しみにお店寄ったのに残念。
気を取り直して2軒目に向かったのが、And leatherさん。こじんまりとした店ですが浅草橋だけで6店舗もあります。近隣に沢山店舗があるの知らず、失礼を承知で最初に入ったAnd leather浅草橋店でたずねたんです。
毛皮はこの店で扱ってないようですが、この周辺で扱ってる店ご存じないですか?
系列のAnd leather浅草橋駅前店に毛皮ありますよ。お求めのサイズがあるかわからないですが。
な、なんと、店舗によって扱う商品が異なるそうです。店を紹介してもらったついでとまではいわないですが、2軒目のAnd leather浅草橋店で、箔押しの牛革を700円で購入しました。
黒いバッグにこのシルバーの牛革を組み合わせたら、男前に仕上がりそう。
銀色の革をエコバッグに入れ、3軒目のAnd leather浅草橋駅前店へ移動。店内ではミンクやフォックス、ラビットにムートンと様々な毛皮がありました。
でも…かぶせ革を作るにはサイズが足りない…
なので毛皮はあきらめ、クロコダイルをGET!
ほんとはワニじゃなく、クロコ型押しの牛革ダヨ!
インポートで770円でした。
メタリックなシルバーに、ワイルドなクロコダイルと、かぶせ革のバリエーションが増えていく〜
3軒目のAnd leather浅草橋駅前店でもう一枚買ったのですが、こちらはパイソンがプリントされてる豚革で550円。
なんとなく昭和レトロなバッグになりそうな予感。仕上がったらアンティーク着物に一番マッチするかもしれない。
薄い豚革でかぶせ革を作ると、ピロピロまくれ上がるかもしれない!とのことで、厚みが増すよう床革を貼ることにしました。
強粘着のゴムのりをできるだけ薄く塗り、少し乾かしてから張り合わせローラーでグリグリと圧着。
実は家で本裁したパーツを教室に持って行き、問題ないか先生に確認してもらったのだけど、これが裏目に。
薄い革から床布をゴムのりで貼り合わせたほうが良いです。2枚一緒に裁断すれば切り口が綺麗だけど、すでに1枚カットしてますね…。全く同じに切りそろえるのは大変だけど頑張ってください!
微妙に切り口がガタついてる気はするものの、2枚張り合わせてかぶせ革出来ました。
先生、ゴムのりで張り合わてるだけだと、時間経過したら剥がれてきませんか?
強粘着のゴムのりだから、剥がれることはないですよ。でも心配ならミシンかける?かっこよくなります。
かっこよくなるかも?ということで、ミシンでダダダーッとかぶせ革の周りを縫い止めました。
黒いミシン糸で縫ったから、これでパカパカ剥がれることはないでしょ♪
ということで、計5枚のかぶせ革完成!!!
バッグは真っ黒なので、カラフルな革を使っても良かったのだけど、今回はあえてモノトーン縛りでかぶせ革を作成しました。やっぱりゼブラが一番かわいい♪
沢山かぶせ革が仕上がったので、早く本体に取り付けたいです。