買ったばかりの一眼レフを持ち、大阪で知り合いの会社さんが開催してるECのためのカメラ実技講習を受けてきました。テーマはカメラのマニュアル操作です。
カメラの構え方
まずカメラの構え方からです。
シャッターがブレないよう脇を閉じ、左手はレンズの下を持ってカメラをしっかり支える。右手は軽く添えるだけ。
任せて!
それは出来きます。
縦向きの撮影で手が痛い
しかしカメラを縦に構えると、早速指摘が入りました。
カメラの上下逆。
縦に構える時は、シャッターボタンが上にくるよう構えましょう。
カメラに上下ってあったんだ。デジカメのときは気にしなかったなぁ。
そして縦に構えてシャッターボタン押そうとすると、なぜか手が痛い。
先生、縦向きにカメラ構えるとすごく手が痛いです!!!
私を見た先生が、こちらを見てにっこりアドバイス。
縦向きの場合、右脇は開けていいですよ、むしろ右腕上げて構えるぐらいのほうがカメラ上手な感じに見えます。ブレるといけないから、カメラを額に付けてしっかり支えましょう。
脇を閉じしっかり構える!と言われたから、上半身縮こまりシャッターボタンまで必死に指のばしていたのに、縦構えのときは脇あげてよかったのか。
カメラの構え方を習ったあと、机上講義で良い写真のポイントや失敗写真を減らすコツなど習い、いざ実践編の撮影会へ突入。
実践!撮影タイム
好きに構図を作ってみる
クリスマスに向けて、小さな雑貨を用意してくれました。
眺めてて全く綺麗に撮れそうもない何の変哲もない飾りもの。どう置いたらいい全然わからない、どうしよう。だんだん苛立ち勝手に好きなものだけ並べてみたけれど、やればやるほど変になる…
自分で言うのも何だけど、なんじゃこりゃ?
どうカメラ向けてもこれ綺麗に撮れないです。ひどい構図の扇子と丸い飾り物…
カメラの練習というよりアートな構図の練習になってしまったけど、どう撮ったら素敵になるの?
隣りでは可愛らしく女子らしいクリスマスな写真をどんどん撮っていて、既に構図は決まったようでカメラ位置は固定、動かさないんでいんですよって聞こえてきます。また、同じ位置のまま、絞りやシャッター速度、ボケや明るさなど変えて試す指導の声も聞こえてきます。
他の人達は「つややかなベルの表面に反射して映るものはどうしたらいんですか?」など質問し、先生が映りこみを遮るディフューザー?とか探しに行ったりしてるのに、私はそもそも構図が決まらないまま。
キャンドルをオシャレに撮る
構図がきまらず焦りまくったので、単体でも既に可愛いキャンドルを撮ってみよう。
キャンドルだけ撮っても全然面白くない。単体だけだと構図にならないのかな?何を組み合わせたらオシャレになるの?
すると先生は、造花と透明のロングネックレスをキャンドルの後ろに置きました。
それだけ?ん?ほんとそれだけ?
造花とチープな透明ネックレスを丸めておいただけで、どう見ても全然可愛くないんですけど〜
ところが…
レンズごしで見たら、ろうそくの後ろがキラキラぼけて素敵でした。
ネックレスや造花の形がもはやなく、ピンボケてそこは輝きだけとなり、手前のキャンドルだけがピントが定まりくっきり浮かび上がってます。
その飾りたちを後ろにならべ、手前にキャンドルを置いてピント合わせて撮影すれば出来上がり。
先生の撮り方を見て気付いたこと
悩んで撮影してた時は真上から撮っていたので、ほとんど焦点距離が変わらず背景がぼけない。先生は三脚を下げ正面からキャンドルを撮影し、後ろの透明ネックレスとの遠近感をつけた。
また先生はレンズの先端を回してピント調整。私が回してたのは、ピント調整じゃなくてズーム。
ピントの位置について被写界深度の説明をされ…
分かったようなわからないような…マニュアル操作って難しい(´;ω;`)
今まで半押ししたら勝手にピントを合わせてくれてたから、そういうもんだと思い込んでました。机上講義でカメラ仕組みを教えてもらい理解したつもりでいたのに。手ごわいマニュアル操作で、上達するまでの道のりが長そうだわ。構図決定後、さらにしぼりとシャッター速度を実践交えながら教えてもらいました。
シャッター速度の違い
ピントをろうそくの芯にし、シャッター速度だけ変えて撮影しました。シャッター速度が遅いと沢山光を取り込み明るくなるんですね。速度を変えてシャッターを押し、比べてみると全然雰囲気変わり面白い。
今日学んだこと
- 脇を締めて構える、でも縦向きに構える時は右脇を開ける。肩より上がってても全然OK、むしろかっこいい。
- 安物とは言え透明ネックレスは使い方次第。背景にした場合は輝くようにぼける。ぼけてる場合と普通に見る場合では見え方が異なる。
- マニュアル操作は勝手にピントをあわせてくれない。絞りを自分で調節してピントを合わせ、明るさはシャッター速度でさらに調節すること。
- あれ?絞り(F値)の違いは…難しくて理解しきれず…
搾りのあわせ方、シャッター速度、しっかり操作方法忘れぬうちに復習しなくては。今回教えてもらった講座を詳しく知りたい方はこちら↓