外付けHDD、CD

大切な写真やExcelやWordなどパソコンに保存したデータはちゃんと整理してますか?

昔からパソコンにだけ保存してると壊れた時にデータを取り出せなくなるから、CDやDVDに焼いたり外付けハードディスクにバックアップしたほうが良いと勧められてきましたが、それだけでは危険です。

CDやDVDへ保存

壊れにくく長期保存に最適なCDやDVD、一番最初はこのメディアに保存してました。バックアップには最適なのですが、焼き込むのに手間と時間がかかり、せっかく保存しても「書き込みエラー」や「読込エラー」が発生したりします。パソコンをwindowsからmacに買い替えた時は、ファイル名の文字化けにも悩まされました。

何より保存したあとは編集出来なくなくなるので、頻繁に編集するデータの保存先には不向きです。

外付けHDD(ハードディスク)へバックアップ

保存するのが簡単でしかも大容量外付けHDDは、バックアップに使ってる人は多いんじゃないでしょうか?

仕事のデータがすぐ取り出せ編集でき、ホント便利。ですが電流通さないと動かない機械であることには間違いないし、壊れる危険性もあります。

寿命も利用頻度によりますが4年程度って知ってました?

クラウドストレージサービスの活用

スマホが普及してからパソコンやスマホなど色んな所からアクセス出来るDropBoxに写真保存する人増えました。GoogleドライブはExcelやWordなどシェアすれば簡単に他の人とも共有や編集が出来て便利です。

ある程度の容量までは無料で使えるクラウドストレージサービス、ただ大容量の場合はデータ量に応じて有料になることが多く、それがけっこう負担。
私は写真の保存先にFlickのpro(容量無制限)を使っていて、昔アカウント作ったから価格は据え置きになってますが、年間$24.95支払い、raw画像からスマホで撮った動画まで全ての写真を保存してます。

大手企業のサービス使うならデータ管理はそこにに任せればいいので、故障の不安からは解消されありがたい。

ですがちょっと待ってください!これも万能ではありません。
セキュリティの危険性がはらんでるし、事業者側でもデータをふっ飛ばすことだって無いとは言い切れないです。
災害時も大丈夫、何台も同期して保管は万全!と謳ってても、テレビでデータ吹っ飛ばすニュースは今でも跡を絶ちません。

しかも全てのデータ復旧される保証もなく、賠償金額も月額・年額利用料からの算出が多いので、損失補填の金額から換算するとほんのわずかだったりします。

個人で保管するよりはクラウドに預けた方が安心かもしれませんが、やっぱり自分でもバックアップは必要です。
そのあたりのことはクラウドストレージサービスの利用規約を今一度ご確認ください。

外付けHDD(ハードディスク)が壊れる

先にも述べたようにもちろん外付けHDDは壊れる恐れがあります。
私は何かあった場合に備え、データが整理できたらそこにコピーしようと半年前に新しい外付けHDDを買ってたんですが、コピーする前に壊してしまいました。

故障原因は、テーブルからの落下(物理障害)です。
毎日繋ぎっぱなしでしかもスマホと同じぐらいサイズだから、スマホと同じような扱いをいつの間にかしてました。

簡単には壊れない!という過信。

昔は出先でデータを編集する時は外付けHDDからパソコンに移していたのに、今回遠出するからそのまま持っていってもいいかな?と軽い気持ちで持ち運び、新幹線で外付けHDDを繋いだままパソコン作業して落としてしまったんです。

再起動したら読み込んだものの結局すぐ止まって読み込む事が出来ず、2度ほど再起動試みたんですが駄目でした。

写真や本当に大事なデータはクラウド保存してるから問題ないものの、過去の制作物がほとんど吹っ飛んでしまいどうにもならない状況。
過去のものだから新しく作ればいい!そうは割り切れなくて修理業者に出したら、数十万円の請求がきました。

数千円じゃないです、数十万円の痛い出費(´;ω;`)

ちなみに壊れた時は再起動しないで下さい、症状が悪化すると業者さんに言われました。

実際修理を出した時のことをまとめたのでこちらも参考に。

まとめ

色々バックアップの方法があり、それぞれメリットデメリットがありますが、外付けHDD(ハードディスク)のみのバックアップは非常に危険です。

普段の作業でも飲み物をこぼしたり落下と物理障害が起こる危険性をはらんでますが、他にもシステム障害でデータそのものが壊れる場合ももちろん潜んでいます。
外付けHDDは寿命も短いので消耗品と捉えて予備を作りましょう。

バックアップは定期的に行い、メリット・デメリットを考慮しながら分散して保存。これがベスト!は今のところありません。大事なデータを失いたくなければ、1ヶ所が駄目になっても予備がある状態をオススメします。