日中汗ばむくらい良い天気の中、お父さんの見舞いに行ってきました。病室に行くと小さく横たわっている父。

昨日6時間のガン手術を受けました。

今は腕に点滴のチューブを巻き付け、咳をするたび傷口が痛むと言って腹を抱えます。

著者 悲しい

お父さん小さくなったね…

昔から全く会話がない親子だから、こういうとき何を話せばいいかわかりません。

著者 悩む

痛む?

父

昨日切ったんだ、痛いの当たり前だろ

そうだね…

父

おい、お前携帯の音消せるか?
バイブもだ!ブルブル響くのもうるさいからコレなんとかしてくれ。

著者

貸して

マナーモードがみあたらず、数分触ったけどわからなかったから諦めて返しました。

父

そうか。しかたない。
本とってくれ、鞄にある

探して父に渡すと

父

会社抜け出してきたのか?
もう行っていいぞ

見舞い所要時間15分終了…

お互い嫌いなんじゃない、コミュニケーションの取り方がわからないだけ。気づまりな時間が続くので、しばらくして病室を後にしました。

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