北海道100kmウォーク晩

凍える真夜中のウォーキング

20時15分、第5チェックポイントから夜道を歩き始めました。

二人っきりで寡黙にテクテク…

外気は16度で早朝スタート時と変わらない温度なのに、手も凍える寒さです。
外灯はひとつもなく、自分のヘッドライトと月明かりだけが頼りでした。

第6チェックポイントまでは9.4km、23時くらいに着きたい。
ただここからは緩いもののずっと登り坂、1時間ほど歩くと他の人が休憩しているのを見え、プツンと自分の中の何かが切れました。

ちょっと休もう…

エアーサロンパス片手にストレッチをし、ゴロゴロゴロ。
もう歩きたくないけれど、こんなところまで来て途中で諦められません。

少し休憩した後、また暗い夜道を歩きました。
あたりはだんだん霧が立ち込めていき、吐く息は真っ白で1m先は全く見えない状況。

摩周湖のまわりを星空眺めながら歩いてロマンチック…なんて情景は一切ありません。

登り坂でどんどんペースがゆっくりになり、第6チェックポイントが近づくにつれ、両足の小指と踵にマメができるのを感じられました。

もうヤダッ!

と思いながら歩いてると遠い空がなんだか白っぽい。
チェックポイントの光だと分かると急に体に力が湧いてきます。

第6チェックポイント地点

23時半、第6チェックポイントに着きサポーターさんの温かな笑顔で迎えられました。
条件反射で団子汁とお弁当をうけとったものの、夕方に蕎麦を食べ、疲れた体はほとんど箸がすすみません。
ただ野菜たっぷりの温かい汁は、染み渡るほど美味しくほんと幸せでした。

パンパンに腫れあがったふくらはぎを見かねたのか、一緒に歩いてるのにもかかわらずマッサージをしてくれ感動。

これからは下り坂、杖も1本借りたしなんとかなる

そんな考えは非常に甘く、この下り坂が大会で一番辛い道となりました。

第7チェックポイントまでの5.1kmの距離は、正直痛すぎて記憶がほとんどありません。
そして睡魔との闘いでもありました。

一歩地面に足をつく度に、ジンと痛みがやってくる。
土踏まずがヘタってるのか、全然蹴り出すことができません。
膝が曲がらず足音がバンバン叩きつけるようになってきて、静かに歩いている人が羨ましい。

マッサージ~~~(´;ω;`)ウッ…

そのことだけを考え、歯を食いしばりながら歩きました。

第7チェックポイント地点

第7チェックポイントに着いた時、痛みに我慢できず受付で号泣。
座り込むのもやっとでした。

念願のマッサージ、ありがとうございます。
そして少し眠らせてもらいましたZzz

コツン!

寝てる子供に頭を軽く蹴られ、目が覚めました。

出発しよう!

第8チェックポイントに行くため靴を履こうとするんですが、マメが痛すぎてなかなか足が入りません。
靴紐を緩めたくても屈むのすらままならない。
するとそっと靴の履き口を広げてくれました

う、嬉しいありがとう(;_:)

第8チェックポイントまでは7.1km、まだまだずっと下り坂。
足もほぐしてもらったし頑張るぞ。

元気もらったことで沢山感謝を言いながら歩きます。
霧は晴れ星空がキラキラと広がり、痛みで自然に涙がこぼれてました。

第8チェックポイント地点

朝もやの牧場

途中で少し休憩し、空が白みかけるのを感じながら第8チェックポイントに着きました。
もうライトは不要、まだ16時なのに朝が早いです。

第8チェックポイントでは軽く休憩しただけで残り4.9km、ゴールに向かいます。
あともう少しで川湯温泉に着く、早朝に牧場も見えてなんだか素敵。

あたりは硫黄の臭いも立ち込め、硫黄山を眺めながらまっすぐ長い長い道をひたすら歩く来ます。

川湯温泉 硫黄山

スタッフの方にカメラを向けられた時だけ元気な顔をするんですが、それ以外の時は足が痛くて下唇に血が滲みそうなほどずっと噛んでました

あともうちょい、もうちょい。

大会前に利用したコンビニが見えた時、ホッとしました。

100km歩こうよ大会 in 摩周・屈斜路湖

ゴールに沢山のサポーターさんが待っていてくれてます。

朝5時半、ゴーーール!!

テープカットした時サポーターさんが抱きしめてくれ、涙がポロポロポロポロこぼれました。

22時間ほんと頑張りました。
応援してくれた仲間やサポーターさん、ほんとうにありがとう。

ゴール後、靴を脱ぐ時にマメがつぶれ靴下にでっかいシミができ、ホテルまではビッコひくことになりました。
自宅に帰ってから二日経っても体はいっこうによくなりません。
画びょうを踏みながら歩くような生活、早く回復したいです。

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