9月29日(土)、築地市場に行ってきました。この日が場内見学最終日。
昭和10年(1935年)にできた築地市場は10月6日(土)に営業終了です。最後の様子を自分の目で見ておきたいと思い雨の中GO!
仲卸売場の見学が許される午前11時に行くと、すでに多くの観光客が来てて大混雑。場内入り口の食べ物屋さんには長蛇の列ができ、狭い通路は傘を指してることもあってなかなか前へすすみません。
昼頃に2〜3度きたことがあったものの、こんなに混んでるのは初めてΣ(゚Д゚)
奥のお店ももちろんギュウギュウ。あまりのお見具合に入るの諦めました。
場内では何人も見学者を乗せ走るターレ(小型運搬車)も。スイスイ走っていくので羨ましい。
水産仲卸売場は競りも終わってお片付けの時間です。ゴムホースで水を流しながらお掃除する人や、包丁を研ぐ人ばかりで、辺りは空の発泡スチロール箱の山。
この時間でも魚はほとんどいない…
多くの外国観光客が集まってると思ってのぞいたら、長包丁を熟練のおじさんが研いでました。1m以上もある包丁に私もビックリ。
大勢の見学で通路を塞いでしまう状況に、場内で働く人達のいらだちが感じられる。
ターレをあまり減速すること無く突っ込んでくる場面もあり、ヒヤリとしました。
こんな状態になるなら他の市場のように見学受け入れなければいいのに!との声も。た、たしかに。
ただ産仲卸売場での写真撮影は禁止ということに気づかず撮影していたせいもあり、私自身少し迷惑な見学者になってました。ごめんなさい。
活気ある競りとかは見れなかったけど、それでも最後に趣ある場内を見ることができ良かったです。そしてこの日は場外市場もいつも以上のスゴイ賑わいでした。
築地市場終了後、豊洲市場は10月11日(木)オープン。
私の家からはどちらも近いけど、ピカピカの施設より味のある築地の雰囲気が好きだから、移転後も築地場外市場に出来た小売り店約60軒が入居する「築地魚河岸」へ、お散歩がてらいつものようにやっぱり食べ歩きへ行くんだろうな。
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築地市場に行ったら是非立ち寄って欲しい築地本願寺。日本らしくない建築で沢山動物が隠れています。