高知でカヌーを楽しむのに、車無し行ける場所として見つけた土佐和紙工芸村「くらうど」。宿とカヌーの施設が一緒にあるから、電車やタクシーなど田舎特有の不便な移動が朝から不要!というメリットだけで決めた場所でした。
なので行く前は「フレンチなど期待してないからもっと安いとこで泊まりたい」と思っていたのに、実際泊まったら気持ち良い空間、美味しい料理の提供、大満足な宿だったのでご紹介します。
ちなみに土佐和紙工芸村「くらうど」では、雨が降っても紙漉き体験や機織り体験などあり、暇を持て余すことなくゆっくり出来ると思ったのも、予約のポイントだったよ。
土佐和紙工芸村「くらうど」アクセス
土佐和紙工芸村「くらうど」は、高知県の中央部に位置する「いの町」にあり、公共交通手段で行く場合、「JR伊野駅」より北部交通バスで15分「岩村」下車すぐです。
私は「高知駅」から「伊野駅」まで電車に乗り換えが面倒だったので、「高知駅」からそのまま「岩村」までバスに乗り、1時間かけ到着だったよ♪
土佐和紙工芸村「くらうど」は自然に囲まれ、目の前は仁淀ブルーで知られる清流の仁淀川が流れてます。マウンテンバイクで走るのにも最高なロケーション。
※くらうどでレンタサイクルあり。
地方でレンタカーを借りず、公共交通手段だけでアウトドアを楽しむというのは、高知に限らずなかなか悩ましいもの。今回は宿に着いたら近くで色々体験できるスポットを見つけたので、GWに行ってきました。まずは初日のサイクリングをご紹介します。
土佐和紙工芸村「くらうど」小上がりタイプ和室
今回泊まることにしたのは小上がりタイプ和室で、部屋は光がいっぱい差し込み、リニューアル仕立ての部屋はセンスよく、快適広々でした。
ただ部屋までのエレベーターがなく、階段でしか登れません。
重たいスーツケースがあるのに自力で運ぶのは疲れた…
サイクリングを楽しみ、重たいスーツケース運びで疲れた体をまずは窓辺のチェアに座ってひとやすみ。
部屋にはドリップコーヒーと、ブレンドティーのパックが用意されています。
フロントで買った高知アイスの「アイスクリン」にドリップコーヒー、山々を眺めながらバルコニーで寛ぐのもいいよね。
土佐和紙工芸村「くらうど」ディナー
夕食は1階フロントの隣りで、テーブル席です。
土佐和紙の町なだけに、レストラン内でも和紙で作られたタペストリーなど飾られてるのもポイント。
じゃじゃーん、この日ディナーコース↓
四万十鶏のロティ(オーブンを使って高熱で焼き上げる調理法)、南国市新玉ねぎのマリネ添え
鶏肉に隠れて見えてないけど、新玉ねぎのマリネが添えられており、玉ねぎの甘味が最高に引き出されていました。
高知産イトヨリダイのポワレ(フライパンを使って焼き上げた調理法)
鯛が皮までパリパリと焼き上げられ、こってりしたバターたっぷりの白いソースを絡めながら食べると美味しい。
いかにもフレンチ!って感じする〜
牛フィレ肉のグリエ(溝のついた鉄板でお肉や魚などを焼く調理法)
大きな黒いお皿に載せられ運ばれてきた牛フィレ肉。鶏、魚と食べたあとだけに、結構ボリューミーに感じるサイズです。
それなのに噛むと柔らかく美味しいもんだから、気づけばぺろりと食べ、ソースをフランスパンにもつけて食べてました。
苺のスープ仕立て ヴァニラアイス添え
お酒も飲んでもうお腹いっぱい!と思いつつ、最後のデザートは別腹!ということで、甘酸っぱい苺とバニラでしめました。
土佐和紙工芸村「くらうど」朝食
朝食もディナーと同じ1階のレストラン。自然豊かな庭と、離れを眺めながら和食を頂いたけど、焼き魚や卵焼き、ふろふき大根に味噌汁、どれも心こもった味がして、美味しかったです。
最後に
お風呂は温泉じゃないけど、ハーブ湯と薬草湯が楽しめ露天風呂もあり、日帰り入浴もOK。また館内には紙漉き体験や和紙の販売コーナー、機織り体験出来る場所も近くにあり、JA産直市も併設して、総合的に楽しむことが出来る施設でした。また翌日は雨で生憎の天気だったけど、観光バスで外国人観光客が到着し、多くの人で賑わってました。
たまにはちょいと贅沢フレンチな旅行も良いもんです。地元の素材をおいしく頂き、普段できない体験をする。次来るときはカヌーだけでなく、紙漉き体験と機織り体験もセットで楽しみたいな。
カヌー体験のお話はこちら↓
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