2024年夏のマッターホルングレイシャーパラダイス

7月29日スイス旅行7日目は、マッターホルン・グレイシャー・パラダイスの展望台観光と、シュヴァルツゼーからツェルマットまでのハイキングです。
まずは、夏でもスキーが楽しめるマッターホルン・グレイシャー・パラダイスについてご紹介します。

ツェルマットからトロッケナー・シュテークへ

フーリ行きのゴンドラ

朝8時半、天気は快晴、ツェルマット(Zermatt)駅にやってきました。
ここからフーリ行きの8人乗りゴンドラ「マッターホルン・エクスプレス」に乗り、トロッケナー・シュテーク(Trockener Steg)駅まで登ります。

フーリ(Furi)駅は通過し、そのまま上へ進みます。

Furi駅

マッターホルンが目の前に近づいてきました。

マッターホルングレイシャーパラダイス行きのゴンドラから見えるマッターホルン

シュヴァルツゼー(Schwarzsee)駅では下車せず、左に曲がってまだまだ進んでいきます。

シュヴァルツゼー駅でノンストップのゴンドラ

ツェルマットからゴンドラに約30分、降り口が見えてきました。

トロッケナー・シュテークからマッターホルン・グレイシャー・パラダイスへ

28人乗り28人乗りロープウェイ「マッターホルン・グレッシャーライド」

トロッケナー・シュテーク(Trockener Steg)駅からは、ロープウェイ「マッターホルン・グレッシャーライド」に乗り継いで、マッターホルン・グレイシャー・パラダイス(Matterhorn Glacier Paradise)へ行きます。

少し前までは草が見えていたのに、標高が3,000mを超えると、一気に氷河の世界が広がります。

マッターホルン・グレッシャーライドからの眺め

著者 イエーイ

きなこ色や淡灰色の部分は、雪の塊だよ。
万年雪が氷の塊になって、下へ向かって流れてる氷河の上を通過してるなんてすごいな。
日本じゃなかなか体験できない♪

マッターホルングレイシャーパラダイス展望台

マッターホルングレイシャーパラダイスへのエレベーター

ツェルマット(Zermatt)駅から1時間後、クライン・マッターホルン(Klein Matterhorn)駅に着きました。展望台へのエレベーターに乗ります。

著者 憧れ

エレベーターの横にある時計が気になって仕方ない…
前日も登山鉄道の駅で大きな腕時計の文字盤タイプが設置されてたし、見せ方がすごくかっこよくてスイス時計に惹かれてしまう。

エレベーターを出ると、そこは360度パノラマビュー!
雲一つない天気に恵まれ最高です。

マッターホルングレイシャーパラダイス展望台

著者 びっくり

マッターホルングレイシャーパラダイスは標高3821m。
富士山より高い場所までよくエレベーターを設置するもんだ。
スイスだと毎回驚くよ!

次の写真の左側にそびえる尖った山はマッターホルンなのですが、これまで見ていた形と違って見えたので、すぐにはわかりませんでした。

マッターホルングレイシャーパラダイス展望台からのマッターホルン眺め

著者 悲しい

モンブランもこの展望台から角度を変えたら見えたけど、いまいち他の山との違いがわからず〜

展望台から見える高くなだらかな山はブライトホルン。

マッターホルングレイシャーパラダイス展望台から見えるブライトホルン

登山家

ブライトホルンは4000m峰の中では登りやすい山とされており、お笑い芸人イモトもTV番組『イッテQ!』でマッターホルン登頂の練習として登ってましたよ!

ツアーのガイドさんに教えられ、ブライトホルンを凝視すると、山頂に向かって登ってる人たちがかすかに見えました。

ブライトホルンに登る登山家たち

1年中滑れるゲレンデ

マッターホルングレイシャーパラダイス

エレベーターを降り、次はゲレンデへ。トンネルには「365日間スキーが可能」と書かれていて、期待が膨らみます。

そして階段を降りると、なんと7月下旬にもかかわらず、雪がしっかり積もったゲレンデが広がっていました。

マッターホルングレイシャーパラダイス、夏のゲレンデ

緩斜面が続きますが、板をはめ続々と滑り出すスキーヤーたち。

マッターホルングレイシャーパラダイスの夏

著者 憧れ

雪質は硬めだけど、真夏にこんなにたっぷりの雪があるなんて。私もいつかこの場所でスノボをしてみたい!季節を問わず、壮大な景色を眺めながら滑れるなんて、なんて素晴らしい場所なのかしら。

来た道を振り返ると、さっきまでいた展望台が見えました。

マッターホルングレイシャーパラダイス

シュヴァルツゼーまで下山

ロープウェイから見下ろす氷河

マッターホルングレイシャーパラダイスでは1時間ほど楽しんだので、中間駅のシュヴァルツゼー駅まで下山します。

ロープウェイから見えるマッターホルン

著者 びっくり

足元は氷河や湖、左手にはマッターホルン、写真で見るとたいしたことないけど、実際その場で目にすると、なんかすごいヨ!

次回はシュヴァルツゼーからツェルマットまでのハイキングです。お楽しみに。

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