アイベックス

スイス旅行2日目のメインイベント、中間駅ビルクから山上湖グラウゼーリまでのハイキング。ただ霧の中でのハイキングだったので絶景はお預け。その代わりにアイベックスという山ヤギと出会えたのはラッキーでした!その日の様子をお伝えします。

シルトホルン展望台からの出発

シルトホルン展望台に行ったあと、中間駅ビルクから山上湖グラウゼーリへ軽度なハイキングをしました。展望台での体験はこちら↓

霧の中の初ハイキング

スイス旅行で初めてのハイキングは、霧がかかって残念な視界でした。

中間駅ビルクの周辺はまだ雪が残っており、ロープウェイに乗る前は半袖でも良かった気温が、長袖コンプレッションウェア+Tシャツの上からレインウェアを羽織ってちょうどいいぐらいの寒さに変わりました。寒がりの方はダウンを着てもいいくらいです。

ゴツゴツとした岩を横目にテクテクテク…

緩やかな下り坂をただ歩いているように見えるかもしれませんが、標高2677mの中間駅ビルクを降りてすぐに少し登り坂があり、心拍数が140を超えてドキドキしていました。
参考として、剣岳 (富山県) の標高は2999mです。

スイスアルプスの花々

殺風景に見える砂利道でも、岩の隙間を覗いたらアルプスの花がチラリ。

スイス・アルプスの花
スイス・アルプスの花
スイス・アルプスの花

巨大な圧雪車

冬場はこのあたりスキーゲレンデになるのでしょうか?私の身長より2倍もありそうな圧雪車も止めてありました。

LEITWOLF 圧雪車

山上湖グラウゼーリ

先を歩くツアーガイドのオッキーさん、霧が立ち込める中で山上湖グラウゼーリを確認しに行った模様。

霧が深まるグラウゼーリ

私たちも後ろから歩いていくと、少しずつ霧が晴れてきました。

霧もやの山上湖グラウゼーリ

著者 悲しい

うーん、この霧がかかって真っ白になってるグラウゼーリ湖の向こうに、アイガー・メンヒ・ユングフラウが並ぶはずなんだよね。それが湖面に逆さとなって映り込み絶景スポットだったらしい…

アイベックスとの遭遇

スイスアルプスにいたアイベックス

アイガー・メンヒ・ユングフラウが見えないのをボヤいても仕方ないので湖とお花だけ撮影し、山の方へ振り返ると、なんとアイベックスが佇んでいました。

著者 びっくり

なんと奇跡だわ!!!
スイスアルプスに生息するアイベックス(山ヤギ)と近くで遭遇するなんて。角が立派だなぁ〜

カメラを用意している間に、アイベックスは駆け抜けて行きました。

ハイキングの終わりに

シルトホルン・ロープウェイ

山上湖グラウゼーリから中間駅ビルクへ戻る道中で、晴れていく空。乗ってきたロープウェイもくっきり見えます。

著者 悲しい

なんで湖でなく帰り道に晴れてくるんだ!お天道様のバカヤロ!と思わなくもない…

山歩きのレクチャー

このハイキングでは、ガイドのオッキーさんに山の歩き方もレクチャーしてもらいました。

かなりゆっくり一歩ずつ登っていき、ついついオッキーさんを追い越しそうになるけれど、平地の歩き方とは違って山を歩く場合は意識してゆっくり歩くのが大切とのこと。
ハイペースで歩くとすぐにバテて、足の疲労も大きくなる。
また平地ではかかとで着地して蹴り上げて歩くけれど、靴底全体で着地して蹴り上げないようにするのがGOOD!
そうすることで、長時間の山歩きも可能とのことでした。

ミューレンへの帰路

今回のハイキングは高低差も少なく、約2時間のコースだったので「ふーん」程度でしたが、毎日山歩きをするこのツアーではこのレクチャーが役に立ってきます。

ということで、中間駅ビルクまで戻ってハイキング終了。ロープウェイでミューレンまで下山しました。

次はミューレンのホテルをご紹介します(^O^)/

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