登別温泉 ホテルまほろば 外観

冬といえばカニ!そして温泉!

40歳まで関西に住んでた私は真っ先に城崎温泉が浮かび、次に北陸が思い浮かびます。他にいいトコないかな?と「カニ&温泉」で探したら登別温泉がヒットしました。千歳空港からバスで約1時間で行けるんですね。それなら案外近いかも。

でもなぜかカニ+温泉プランで、北海道の温泉地はカニの姿写真の扱いが小さい。もしかして北海道のカニってイマイチなの?逆にそこが気になり、三大蟹食べ放題と大きく打ち出してる登別温泉「まほろば」に行くことにしました。

登別温泉ホテルまほろば アクセス

千歳空港から道南バスに乗り約70分、バス停「登別温泉中央」で降りると徒歩2分でアクセス抜群。
札幌からは車で約90分、テレビ塔から約100分の片道500円の送迎バスも出てます。

ロビー

登別温泉 ホテルまほろば ロビー

壁や柱、カーペットもパステル調のカラフルな和柄でのロビーは、古い温泉宿の雰囲気は全く感じられません。ゆったりと広いソファースペースの奥には雪景色がドーンと飛び込んできました。14時半に着いたら既に中国語や韓国語ですごく賑やか、海外の人に人気なんですね。

お部屋「和室」

和室を予約してたけど、部屋に入ってビックリです。

え?部屋の真ん中はすでにベッドが占領!?

和室 登別温泉 ホテルまほろば

普通はテーブルに座椅子が置かれ、まずはお茶淹れて饅頭を一呼吸、そして夕飯や温泉に行ってる間に布団敷くって感じだと思うけど、部屋でご飯食べないし移動で疲れてるからすぐ横に慣れていっか。

テレビと姿見 登別温泉 ホテルまほろば

さらに部屋風呂に感動!
部屋に温泉が無い温泉宿って、すごく簡易で質素なユニットバスがついてること多いのですが、ここは明るくまだ新しくて綺麗です。

バスルーム 登別温泉 ホテルまほろば

部屋の入口はスーツケースが広げる広さの台もあるし、脱いだ靴もすっと台の下に収めることもできて使いやすいです。ただ、ドアはオートロックもなく昔ながらの回すだけの鍵でした。

部屋入口 登別温泉 ホテルまほろば

加湿空気清浄機があり、Wi-Fiが全客室使えて最高。私はパソコン広げてましたが、ゲームする人や、海外旅行者には今や付いてて欲しいサービスですよね(*´▽`*)

31ヶ所湯めぐり温泉

このホテル「まほろば」には、ハリと潤いを保つ酸性鉄泉と鉄成分が多く貧血や婦人病に良いとされる単純硫黄泉、保温効果の高い食塩泉に乳白色のにごり湯の硫黄線と4種の温泉があり、地下1階と地下2階に合わせてなんと31も湯巡りできます。

露天風呂檜風呂ジャグジー寝湯、しかもキッズに嬉しいすべり台もあって、ここはほんとパラダイス。

ただ時間帯による男女入れ替え制なので、14:00~翌3:00 と翌4:00~9:30にそれぞれ行かないと全ては制覇できません。特に地下2階の方が広く、木々に囲まれた広い露天風呂4つもあるのですが、地下1階はそこまで広くなくて、露天といいつつ建物の中です。特に男性の方は翌朝が地下2階となるので、昼、夜と温泉楽しんだし十分!と思って朝に温泉入らないと、広い露天風呂を知らずじまいで後悔しますよ。

風呂場にはシャンプーから乳液までアメニティは全て揃ってます。ただしタオルは部屋から持ってこないとないので要注意。そして風呂場にはタオルを回収するとこが見つからなかったので、部屋に持って帰りましょう。

ちびっこひろば

ちびっこひろば ホテルまほろば

地下2階にはちびっこひろばがあります。温泉だけじゃ子供は飽きちゃいますもんね。約15mのワイヤーロープを滑り降りるジップラインや、巨大なアスレチックネット、ボールプールもあり、3歳未満は無料、3歳から小学生は500円で楽しめます。遠くまでキャッキャとはしゃぐ声が響いてました。

※2017年12月23日から2018年1月21日まで。

レストランバイキング

夕食

夕食バイキング サラダコーナー

料理は会場に寄って内容が異なりますが、目の前でアツアツな食べ物を調理、ズワイ、タラバの3大カニ食べ放題イクラや甘エビ、マグロなど乗せ放題でオリジナル海鮮丼が作れるのも魅力です。

紙コップにズワイとタラバの足がセットで入ってるのはなんともカジュアルな感じがしましたが、身がぎっしり入ってやっぱりウマい!

カニ、海老 夕食バイキング ホテルまほろば

北海道ならではの食材で作られる惣菜も、沢山あって迷っちゃう。

天ぷら、おでん、煮物 夕食バイキング ホテルまほろば

ステーキは山わさび醤油がおすすめ\(^o^)/

もちろん、温泉饅頭やケーキ、シュークリームなどスイーツも色々あるので、甘いものが好きな方はぜひ。

夕食バイキング ホテルまほろば

ドリンクについて

飲み物は、席につくと有料のメニューが渡されます。ビールを飲む人は当然それ見て頼みますが、リンゴジュースなどもメニューに書かれていて、隣りの家族は子どもたちのためにパパさんがジュースを頼み、バイキングを見渡してきたママさんが、ジュースなら頼まなくてもバイキングにあるのに!と怒ってました。フレッシュジュースは有料ってこと?ちょっと説明が不十分なので気をつけたほうがいいかもしれません。

朝食

クロワッサン美味しいです。和食ではイカとイクラとオクラが混ざった海鮮や温泉卵に焼き魚、お茶漬け作るコーナーなど充実。新鮮なサラダコーナーにフレッシュフルーツ、ヨーグルトや杏仁楽しむなら、手作りジャムにチアシードなど盛りだくさん。プチロールやきなこもちなどスィーツもあり選びきれません。

朝食は9時までで、それまでに入ればいいかと思って8時半過ぎに行ったら大変でした。9時で料理は下げられます。慌てて珈琲などバタバタ取りに行く事になったので、朝は少し早めに行動を。

レストランの雰囲気

テーブル席 夕食バイキング ホテルまほろば

口コミでは海外の人のマナーに注意されない!とか書かれてて、どんなにひどいんだろうと心配してましたが、時間帯がずれていたのかそもそも失礼な人は見かけず良かったです。レストランは明るく、子連れの方も多かったので、大型スーパーのフードコートのような雰囲気でした。静かさや高級感を求めるなら、上位プランを選びましょう。

登別温泉街

夜の登別温泉街

情緒あふれる温泉街!とはいいづらいですが、セブンイレブンセイコーマートなどのコンビニにドラッグストア、お土産屋さんなどコンパクトにまとまってて非常に便利です。しかも海外旅行者が増えてるからか100均キャンドゥーやガチャガチャ屋さんもあるんですよ。

お土産さんは、一昔前の木彫り熊などアイヌの雑貨だけでなく、ポップなこけしや鬼のグッズも豊富です。手頃な価格でいまどきのデザインも多く、ついつい手にとってしまう可愛らしさ。日本らしい器や開運グッズも魅力的で、海外旅行者が来る効果ってすごいと思いました。

登別温泉街

近くにクマ牧場や登別地獄谷があるのですがそれはまた次回に。

まとめ

東京からもすぐ行けて、広々と31湯巡りできる温泉、カニも食べ放題で料理最高、wifi使えて、コンビニも近くにあり、快適な温泉宿でした。登別は温泉だけってこともなく、期待してなかった近くの観光も楽しかったです。出来ることならまた延泊して泊まりたい、登別温泉ホテルまほろば!おすすめ。