葛城山を登ってきました。春はツツジの名所で人気の山です。
8月下旬に登ったのは、
夏でも涼しい低山と、甘い言葉にそそのかされたから。
朝9時40分、バスで登山口に到着。目の前にはロープウェイもあるけれど、脇道から早速登りましょ。
最初はもちろん元気でおしゃべりしながら歩く私。でも…やっぱりもたげてくるこの気持ち。
こんな暑い中、なんで山なんて登ってるんだ?
富士山登った時にもう山登りなんてしたくない、って言ってたはずなのに…
葛城山は再度言いうけど低山です。標高959mしかないのにね。
汗をダラダラかき、疲れで朦朧としながら下向いて歩いてると、「顔上げて!」と言われました。パッと前を見ると、滝があるやん〜♪
マイナスイオン万歳!!
水しぶきが顔に当たり、冷たくって気持ちいぃ。
つかの間の休憩後、険しい階段が現れました。ご年配の夫婦が両手に杖つき、降りて来るのを下で待ちます。
しかしなんであんなきつい道を、杖までついて登り降りしてくるのだろう?
ウギョ、ギャッ
段差がきつく、ついつい発してしまう。足が上がらん!
階段を抜けるとなだらかな道が広がり、木漏れ日が差し込む林となりました。風が抜け、汗だくの体には最高。
なのにリラクッス気分も一瞬で、またしてもきつい登り道です。陽が当たらず陰った中をずっと歩いてるのだけが救いだわ。
あともう少し…
頂上の光が見え、ついはしゃいでしまう。
山頂ではロープウェイで登ってきたファミリーで賑わってました。子供もお父さんも虫を掴まえるのに必死だったり。
私はお腹すきすぎました(ToT)
山頂小屋で昼飯食べよう。
うどん?そば?おにぎり?
出かける前に母が言ってた名物鴨料理があり、しかも鴨丼お手頃価格750円。
味は山の上だしなぁと期待してなかったんだけど、食べたら激ウマ!
甘ダレが鴨肉にしっかり絡み、生卵がプルン、とろろがたっぷり、葱がパラッと。夢中でぺろりと食べてしまいました。
高台では見晴らしよく、向かいの山々を眺めながら深呼吸。汗かいてたけど気温は平地より10度くらい下がってるらしく、すっかり乾きました。
ゴロンと寝転びながら、雲の流れを楽しむ。あーまた降りなきゃ、麓は暑いだろな…
登り1時間半で下り1時間、程よい疲労のあとは御所駅まで戻りさらにバス15分乗って天然温泉「かもきみの湯」ですっきり汗を流して日帰り登山終了。
翌朝は…もちろん筋肉痛。
山の階段がきつかったから、しばらくお尻が痛いのが続きそうです。
- 大阪阿部野橋駅→(準急橿原神宮前行 40分)→尺土駅→(各停近鉄御所行 8分)→近鉄御所駅
- 近鉄御所駅→葛城ロープウェイ前行きバス約15分「葛城ロープウェイ前」下車