9月に入っても35度を超える暑さが続き、外を歩くだけで汗だく。
「休日にお出かけなんてしたくない」と思う日も多いけれど、昨年秋に近所にできたジムのおかげで、生活リズムが大きく変わりました。
実は私は運動そのものが嫌いなわけではなく、水泳はバタフライまで泳げるし、昔は毎週のようにスノーボードに行っていたタイプ。
ただし、ジョギングや筋トレのような単調な基礎トレはどうにも苦手で、これまで何度も挫折してきました。
それなのに今では、気づけば週5日もジムに通う生活に。
その理由は「ダイエット」だけではなく、ご褒美感・生活のラクさ・そして意外なコスパ感が重なったからでした。
平日のジム習慣:仕事終わりのリセット時間
平日は仕事が終わったら、まず軽く夕飯。
小一時間勉強したあと、おむすびと味噌汁をさっと食べてからジムへ向かいます。
ランニングマシンで好きなアーティストのYouTubeライブ映像を流しながら走っていると、不思議と気持ちが切り替わり、無心になれる。
30分しっかり汗をかいたあとは、そのままジムのお風呂へ直行。
湯船にゆっくりつかると、体の疲れと一緒にその日のストレスまで流れていくような感覚になります。
ただ、平日は時間に余裕がないのでここまでが精一杯。
マッサージ機で全身をほぐすのは、週末だけの特別な楽しみにしています。
疲れているはずなのにベッドに入るとすぐ眠れて、以前より寝付きが良くなったのも嬉しい変化です。
休日のジム習慣:ご褒美セットでリゾート気分
週末は昼前にジムへ行き、30分走って軽く筋トレ。
その後はスパで汗を流し、のんびり入浴。さらにマッサージ機で15分ほぐされると、もうそれだけで“ご近所リゾート気分”。
「嫌な運動もご褒美とセットにすれば案外続けられる」——これが私の実感です。
家風呂を使わなくなって生活がラクに
ジムに通うようになってから、家のお風呂をほとんど使わなくなりました。
その結果、風呂掃除や、ドライヤー後に散らばる髪の毛の掃除から解放されるという思わぬメリットも。
しかも東京の銭湯は2025年現在550円。週5で20日通ったら月に11,000円。
そう考えると「ジム代は高い」と思いがちですが、銭湯換算すればマシンも使えるし、コスパはむしろ悪くないんです。
ちょっとケチくさい計算かもしれませんが、こういう生活感って意外と共感してもらえるのではないでしょうか。
運動後のご褒美は“フルーツ牛乳的”プロテイン
ジムから帰宅したら、まずはプロテインをゴクゴク。
銭湯あがりにフルーツ牛乳を一気飲みするような爽快感で、マンゴーやオレンジなど甘すぎないフレーバーはまさに運動後のご褒美ドリンクです。
「プロテイン=筋肉ムキムキの人用で、美味しいものじゃないでしょ?」と正直思っていましたが、商品次第かもしれません。
最近飲み始めたフレーバーはそのイメージを覆してくれて、今では小さな楽しみになっています。
ただし、プロテインは商品や人によって好みが分かれるのも事実。
「美味しいプロテインに出会うとテンションが上がる」という声がある一方で、独特の匂いが苦手という人も少なくありません。
実際に私自身もその匂いが気になることがあり、そんなときはシェイカーで振ったあと、一旦口の広いマグカップに注ぎ替えて飲むようにしています。
シェイカーだと中に匂いがこもりやすいのですが、マグカップならすぐに分散されてぐっと飲みやすくなるんです。
週末はざる蕎麦&昼寝でリセット
休日の定番ランチはざる蕎麦と野菜サラダ。
疲れた体にちょうどよく、調理の手間も少ないのが嬉しいところ。
毎週のように食べるので、気分を上げるためにざる蕎麦用の盛り付け器まで買ってしまいました。
食後はつい「牛になっちゃう」と思いながら昼寝。
起きた頃には夕方になっていて、そこから近所の居酒屋へ。
ハイボールやワインを片手に、お刺身や焼き鳥を楽しむのも週末の楽しみです。
半径2kmで満足できるアラフィフ週末
若い頃は「休日に家でじっとしているなんてもったいない」と思っていたのに、今では半径2km以内で十分満足できるようになりました。
炎天下を避けてジムで汗をかき、帰宅後は昼寝、夕方は近所で外飲み。
そんな生活を始めて10ヶ月。体重は5kgしか減っていませんが、肩こりが楽になったり、お通じが良くなったり、数字以上の変化を感じています。
まとめ
ジョギングや筋トレは得意ではないけれど、スパやプロテイン、生活のラクさとセットにすれば案外続けられる。
体重以上に、ストレス解消・肩こり改善・寝付きの良さといった体調の変化が日々の快適さにつながっています。
ジム通いはただのダイエットではなく、生活そのものを豊かにしてくれる習慣。
これからもアラフィフなりのご近所ジム習慣を楽しみながら続けていこうと思います。