屈斜路湖&釧路川カナディアンカヌー体験

7月初旬、北海道・弟子屈町でカヌー体験しました。「100km歩こうよ大会 in 川湯・美留和2022」に参加する前に、他のアクティビティも楽しみたくて、ぢぢカヌーさんに申し込んだんです。
ホームページの写真を見てると、流れのないゆったりとした屈斜路湖でチャプチャプ、穏やかな川でのんびり寛ぎモード、少し退屈かなぁ〜と思ってたけど、想像を超える流れにドキドキと楽しめたのでご紹介。

100km歩こうよ大会 in 川湯・美留和2022に参加した時の様子はこちら↓

ぢぢ(カヌーツアー&喫茶店)

ぢぢカヌー&喫茶店 北海道弟子屈町

「ぢぢ」さんは屈斜路湖のほとりにあり、カヌーツアーと喫茶店を営業しています。お店の中に入ると、手作りあふれる家具が目に入り、温かみのあるホッと和む空間。

ぢぢ喫茶店 店内 北海道弟子屈町

著者

今回は喫茶を利用しなかったけど、ピザが美味しいらしい。
ぢぢさんが作った木彫りの雑貨なども販売してるよ。

体験したカヌープラン

屈斜路湖でカナディアンカヌー

今回体験したのはこちら。時間ある限りめいっぱい楽しみたくて、4時間コースです↓

オーダープラン

  • 自分で漕ぐ
  • びるわ橋コース(4時間) 
  • 2名から 13000円×人数
  • 旅の思い出写真付き (後日送付)

著者 イエーイ

ぢぢカヌーさんでは「おまかせ」「自分で」「オーダー」の3プラン。
いずれも 1組だけのプライベートツアーだよ。

  • おまかせ
    ガイドさんに乗せてもらう、舟遊びコース。野鳥のさえずりを聞きながら、釧路川源流を歩いたり釣りをしたり、色々楽しめるらしい。その場で挽きたてコーヒーも◎
  • 自分で
    カヌー操作を教えてもらい、自分で漕ぐコース。みどり橋まで3時間のプラン
  • オーダー
    2時間、3時間、4時間、1日食事付コースなど選ぶことができ、それ以外でも要望にあわせてツアー作ってくれます。※要相談

ぢぢカヌーのチラシ

引用元:ぢぢカヌー.com

※2022年7月現在の情報です。詳細については直接ぢぢカヌーさんに問い合わせてくださいね。

カヌー体験の準備

ぢぢカヌー&喫茶店 北海道弟子屈町

カヌー体験当日、12時スタートなのに到着したのはまさにその時間。ヤバい!着替えがまだだ…

「すいません、着替える時間ください」そう言うと「店のシャッターを締めるから。中で着替えてください」と優しく言ってくれました。でも車の中でチャッチャッチャーと着替え終了。

カヌーの服装

  • 良い動きやすい服装
  • 撥水帽子(あったらいいね)
  • サングラス(水面の反射対策、あったらいいね)
  • マリンシューズ(持参したけど、貸してくれます)

ライフジャケットと、濡れたら困る持ち物を入れる防水袋は貸してくれます。

服装を整えたあと、お店に入ってカヌー体験の手続きにサイン。そしてオシャレな絵本を使って、カヌーの操作や楽しみ方を学びました。

著者 イエーイ

それではカヌーがあるとこまで移動しましょ。

屈斜路湖でカナディアンカヌー操作練習

カナディアンカヌーの練習

カヌーの練習として最初に向かったのが、流れのない穏やかな屈斜路湖。初心者のみづえちゃんとカヤックが趣味の私、2人で一緒に1艘の体験です。

乗り込む前に聞かれたのが「前席と後席どっちに乗り込む?」ということ。慣れた人が後ろに乗ったほうが良いということで、今回は私が後ろに乗ることになりました。

パドルの持ち方と漕ぎ方を習ったところで、カヌー乗りこみまーす。

著者

カナディアンカヌーは、正座するような感じで椅子に座るよ。
カヤックは、体育座りをガニ股にしたような座り方してたから、全然違うんだね。

前に乗るみづえちゃんは左側、後ろに乗る私は右側と、パドルを水面片側だけ入れて漕ぐ練習です。

著者 びっくり

カヤックは左右水面を漕ぐけど、カヌーは片側だけなんだわ!

ブタさんを捕まえる練習 カナディアンカヌー

パドルの使い方を一応理解したところで、次は行きたい方向へカヌーを操縦する練習。
インストラクターのぢぢさんは、ぷかぷかと浮かぶオモチャのブタさんを湖面に投げ入れました。

スポーツマン

前の人がブタさんを拾って、私の方にもってきてください。
2人の息をあわせ、「右」「左」とお互い声かけながら漕いでくださいねー

何回かそれを行い、たまたま拾えた感じでもあるけれど、次のステップへ。

スポーツマン

ブタさんを2つ置きます。八の字のルートで漕いでください。
だんだん間隔狭めていきますよー

後方でパドルをググッと大きく漕げばグルリと回転するカヌー、前方のみづえちゃんも一所懸命漕いでいて、少し手が痛くなってきたみたい。

ぢぢさんは体の動かし方を教えてくれ、なんとなくスムーズに進むようになってきました。でも次の課題がさらに難しく…

スポーツマン

後ろの人がブタさんを捕まえてください。

思ってるのと逆にパドルを動かさないと近づけず、離れていくブタさんを見て私の頭は混乱。

著者 悲しい

まって〜、どこいくの?ブタさーん。
私の手の中に来てー

うまく進まずカヌーは反対に進んだり、回転したりしたけれど、とりあえずブタさんキャッチ。

ブタさん練習を終え、さらに木に近づき、お互い同じ葉っぱを触る練習です。ここでも私が触ろうとすると、だんだん木から離れていく…これヤバいのでは?

そんなこんなの練習後、ぢぢさんに言われたこと。

スポーツマン

カヌーの真ん中に私が座り、3人で乗りましょう。

著者 悲しい

私が左右混乱して思う方向に進んでおらず、転覆の心配してくれてるんですね…

てことで1艘は岸に上げ、3人で一緒のカヌーに乗り込み、釧路川へGO!

カナディアンカヌー体験 3人乗り

カナディアンカヌーで釧路川源流探索

釧路川源流

屈斜路湖から眺湖橋をくぐり釧路川源流に出ると、穏やかな流れがありました。
最初のうちはドンブラコッコと楽しんでいたけれど、川は真っ直ぐじゃないし、両脇には水面スレスレの枝もあちこちあります。

カーブを曲がるときは、「インついてー」とか言われるけど、流れが早くなりだんだん混乱する私。

著者 悩む

インってなんだっけ?
曲がるときはどっちに漕ぐんだっけ?

困ったときだけ手伝う!と言ってくれてたぢぢさんも、なぜか一緒に漕いでもらうことになり「右右右ーっ」「左っ」と言ってもらう始末。
2人で考えて進んでね!と言われてたのに出来ずすいませーん。

見た目は穏やかな川なのに、川幅が狭く流れが多少きつくなると、遊園地の急流すべりを楽しんでるかのようなスリリングな感覚に。ヒャッホー!!!

鏡の間

鏡の間 釧路川源流

少しハラハラとしたところで、流れのない穏やかなエリアに入りました。湧き水が出て透明度が高いことから、「鏡の間」と呼ばれていている場所です。

著者 イエーイ

この場所はカヌーじゃないと来ることができなそう。
水に触れるとひんやり冷たいヨ

挽きたてコーヒーでブレイクタイム

釧路川源流 カヌー体験

鏡の間から少し進み浅瀬に入ってブレイクタイム。ぢぢさんはその場で豆を挽いてくれ、あたり一面良い香りが漂います。ドリップしてコーヒーを入れてくれました。

おやつは北海道だけに蒸しじゃがいも「インカのめざめ」。これ甘み強くて美味しんだよね。

著者 びっくり

午前中も道の駅で「あげいも」を食べ、また芋の洗礼デスカ。
さすが北海道、美味しいけれど笑いがこみ上げてくる〜

ジャガイモとコーヒー カヌー体験のおやつ

著者 憧れ

岩塩つけて、ジャガイモ1個いただきまーす。
大自然の中、挽きたてコーヒーが飲めて幸せ〜

休憩後、ゴールの美留和橋へ出発。

だんだん川の流れが激しくなってきました。じゃぶじゃぶと波打つ場所も。鬼怒川ライン下りで味わったときのようなドキドキ感があったけど、カヌーの真ん中にぢぢさんが座ってアシストしてくれるので心強い。転覆したら3人共お風呂行きだもんね〜

なだらかな場所では他のカヌー体験者さんとも遭遇。

カヌー体験

美留和橋付近まで行き、岸に近づけゴール!
カヌーを引き上げてもらい、車に乗せられ喫茶店に戻り終了。約4時間あっという間の体験でした。

最後に

初めてのカナディアンカヌー体験は、思ったより流れが早い場所があったり、障害物を避ける必要があったりと、ただ乗ってるだけとは違って、2人で力を合わせて操縦する楽しさを味わうことが出来ました。

インストラクターぢぢさんは気さくで、ミスをしても優しく対処方法を教えてくれます。うまく行ったらとにかく褒めて持ち上げてくれるし、気持ちよく体験させてくれてありがたや。

当初はみづえちゃんと2人だけで乗り、力を合わせて漕いでる姿を別のカヌーから撮って欲しいと思ってました。なのに行きたい方向へなかなか操縦できず、ぢぢさんには結局ほとんど一緒に漕いでもらった気がします。

2人だけでカヌー乗ってたら、転覆してたかもしれない…。

忘れた頃に届くとぢぢさんに言われた写真、楽しみだな。

釧路川源流のカナディアンカヌーがとても楽しかったので、いつか雪と氷が広がる真冬の川下りをしてみたいです(*´∀`*)/

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