白谷雲水峡 もののけ姫の森

屋久島旅行最終日は白谷雲水峡トレッキングもののけの森と言われるほど苔だらけの世界で、この旅行一番の楽しみスポットです。しかもファミリーでも安心なコースなんですよ。
早朝出発の縄文杉トレッキングと違ってのんびり移動、ゆっくり登って温泉入り、最後は飛行機で大阪へ帰る。と言う予定でした。

どうする?スーツケース

白谷雲水峡トレッキング前日、海亀がくる宿「マリンブルー屋久島」に泊まり、困ったことに気づきました。

著者 悲しい

チェックアウトしてからトレッキングしに行くけど、スーツケース抱えて山は登れない

朝からバスに乗って宮之浦港に行けばなんとかなると思ったんですけどね。スーツケース預かってくれそうな場所がない。ホッピー乗り場の受付に尋ねたら、500円で預かってくれました。

バスで白谷雲水峡まで移動

宮之浦港のスーパーで昼のお弁当を買い込み、またバスに乗って白谷雲水峡へ。長い山道でどんどん上に登って行くバス、そしてだんだん雨が降ってく…

登山口付近まで行くと、路肩に沢山車が止まっててびっくりしました。ピーク時の大台ケ原みたいです。駐車スペースが足りなくて、対向するのも大変、バスは器用にカーブしながらバックするけど、怖くてこんなとこ私は運転できない!と感じてしまいました。

白谷雲水峡トレッキング出発

バスを降りると外は土砂降りだったので、さすがにレインジャケットに着替えます。長袖でも暑くないわ。

11時、雨にも負けずジャブジャブと山道を歩いていき、滝見て橋を渡りテクテク~

白谷雲水峡 飛流おとし

時間があまりなかったので、近道の楠川歩道をテクテク。

くぐり杉

白谷雲水峡 くぐり杉

スタート地点から45分後、くぐり杉登場。もちろんくぐります(`・ω・´)ゞ
さらに歩くとすぐ横で「このあたり一帯が原生林歩道ですよー」とガイドさんの説明してるのが聞こえました。

原生林歩道

白谷雲水峡 原生林

苔むした世界が本当に綺麗、もののけ姫の世界(*´ω`*)

天候悪いのにこのスポットは大賑わい、シャッター切るのも大変です。雨が大粒でさらに激しくなってきたけれど、そんなのも吹っ飛ぶ美しさ。この時真剣に防水カメラを買おうと思いました。

太鼓岩

白谷雲水峡 太鼓岩

時間的に辻峠で引き返そうかと思ったけど、急ぎ足で太鼓岩まで登ります。軽い気持ちで向かったら斜度がきつく風も強くて肌寒い。木に巻きつけてるピンクのリボンを頼りに頑張りました。

著者

太鼓岩に着いたもの、大きな岩で雨風きつく滑りやすいから気をつけて。
柵もないから落ちたら死ぬ!って感じ。

それでもはしゃいで岩の上に立ったら気持ちよかったです。

原生林で出会えたもの

屋久鹿 白谷雲水峡

お昼ご飯はどしゃぶりなので座ることも出来ず、雨に打たれながら原生林の前で立っておむすび頬張りました。しかし苔むした木がほんと見事ですよね。

屋久鹿にも出会えました。

屋久鹿

湿度が高いので、びっしり生えたきのこの木も発見。

白谷雲水峡 きのこ

せせらぎも眺めトレッキング14時20分終了。

白谷雲水峡 川

白谷雲水峡は軽い道のりで、神秘的な世界に包まれ癒されました。粘土質のとこはでっかい水溜りでニュルンと滑りそうになるし、小石を飛び越えて渡らなければならない小川は雨で通れるのかちょっぴり不安になったけど、それでもほんの3時間半で楽しかったです。やっぱりトレッキングシューズは大事、土砂降りの中あらためて防水透湿性素材の威力を感じられました。

白谷雲水峡、移動ルート

宮之浦港入口(10:06)→白谷雲水峡(10:35)→登山開始(11:00)→楠川歩道→くぐり杉(11:45)→辻峠(12:00)→太鼓岩(12:20)→ランチ(13:00)→下山(14:20)→バス乗車(15:10)→宮之浦港(15:40)

白谷雲水峡トレッキングしてみて

太鼓岩往復コース:約3時間半
もののけ姫のモデルとなった白谷雲水峡、正直縄文杉へ行くよりお勧めです。苔が美しくて、清流も素敵でした。ただ雨の日は川の増水に注意が必要です。太鼓岩も滑りそうになるので気をつけて。

トレッキング装備についてはこちらをどうぞ↓

白谷雲水峡登山ルート アクセス

宮之浦港から「白谷雲水峡」バス停まで30~35分(屋久島交通・まつばんだ交通バス)

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