8月末、夏の暑さから逃れるために上高地へ行ってきました。
移動手段は夜行バス。なぜかって?それは通年上高地がマイカー規制をしていて、バスかタクシーしか通れないから。マイカーはダメなんですよ。
電車でも上高地へは行けます。「松本駅」まで行ってさらに「新島々駅」まで乗車、そのあとやっぱり1時間強バス。だから夜行バスのほうが乗換なく楽だし、朝イチから遊べるから良いかなと思い使ってみました。
夜行バス「さわやか信州号」予約
予約は乗車日の3ヶ月前から可能です。ですが宿だけ先に予約して満足し、すっかり忘れてた夜行バスの存在。10日前に慌てて予約し無事セーフだったけど、それでも2名で予約したいのに1名分しか残席なくて、東京、新宿、渋谷と発着色々検討する事態となりました。8月の上高地は週末発着でもないのにほんと大人気。
東京から上高地へのバスは、新宿、東京、渋谷の3ヶ所発着あります。新宿発着はグリーンカーとスタンダード両方あり、東京発着はグリーンカーのみ、2018年7月から運行開始した渋谷発着はスタンダードのみです。
予約は8月繁忙期のグリーンカー(3列)、片道大人9,600円で往復19,200円でした。
上高地・安曇野・扇沢・白馬・栂池への直行バス予約サイト-アルピコ交通
さわやか信州号グリーンカー(3列) 乗り心地
さわやか信州号グリーンカーは、席がそれぞれ独立して3列に並んでます。そのぶん通路は狭い。だから夜中にトイレやサービスエリアで席を立つ人がいると、軽く振れたりして寝付けない場合も。
それでもグリーンカーだけあって座席はゆったり快適。背もたれはフルフラットとまでは言えないけれど、最大143度までリクライニングします。倒すときは必ず後ろの人へ一声かけましょう。背もたれMAX倒すと、後ろの人は席を立てなくなります…
フットレストがあるから足もくつろげて快適。使い捨てスリッパも備え付けてあります。
窓際は真夏でも窓から冷気がこぼれてきました。ブランケットも座席に置いてあるので、これで体を守ればok。
バスにはトイレもあるので、休憩地点まで我慢すること無く安心。朝方は山道で揺れが激しいから使えません。
眠れる?
こればかりはその人次第。私は停車のたびに何度か目は覚めましたが、首と腰に服やタオルを詰め安定させ一応眠れました。
3列シート中央真ん中あたりに座っていた夫は、快眠グッズを何も使わず、人が通るたびに起きるのであまり眠れなかったようです。
近くに座っていた人は、缶ビールを2本飲んだおかげかグーグーいびきを立て全く起きず羨ましかったです。
さわやか信州号 充電できる?
コンセントは各座席についていて、肘掛けの下にありました。だから携帯・スマホの充電も可能。ヘアアイロンは電力を多く使うのでNG。
夜行バスにあれば快適!睡眠グッズ
夜行バスに乗ってみて、持っていけばよかったと気付かされた睡眠グッズのご紹介。
ネックピロー(空気枕)
これを忘れたのが一番の後悔です。仕方なくカーディガンを丸めて代用しましたが、バスの移動ではあるとなしでは大違い。空気枕はかさばらないのでマストアイテムです。
腰枕(空気枕)
首の次に辛かったのが腰でした。腰とシートの隙間にタオルを丸めることで一応解決。タオルをリュックに入れてたから良かったものの、無ければほんとキツかったかも。
耳栓
消灯後しばらくしてからバスに響き渡った高いびき。寝酒に缶ビール飲んでたおっちゃんがほんとうるさくてたまらなかった。こんな場合もあるので耳栓あると防げます。ただ休憩停車や目的地のアナウンスを聞き逃す恐れがあるので降車が近づいたときは要注意。
マスク
バスの中はほんと乾燥します。マスクで潤い保ちましょ。周りに迷惑かけるといけないから無香料タイプがおすすめ。
アイマスク
夜は明かりを消してくれるのでそれほど必要無いですが、それでも光をしっかり遮断することで快眠に近づけます。ホットアイマスクなど働き続けた目にリラックス。
クレンジングシート
開き直ってすっぴんで夜行バスに乗ったけど、乗車駅に向かうのまでが恥ずかしかった。メイクしてる場合はクレンジングシートを持参し、てバスの中でメイク落としたいですよね。
歯磨きセット・マウスウォッシュ
ホテルにあると思い、持っていかなかった歯磨きセット。朝になって磨けないのはやっぱり辛い。これもすぐ出せるバッグに入れておくのをおすすめします。
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