夏旅行に上高地へ行くことが決まり、浮上してきた焼岳登山。片道3時間ぐらいの登山だけど歩ける?なんか急なハシゴはあるようだけど。そこで夫と焼岳登山HPをチェックです。
記事の見出しは「日帰りで初心者にもおすすめ」といったことが書いてあり、それならなんとか歩ける?と思い挑むことにしました。でもこの時の自分に言ってやげたい。
近所の山と違い6時間以上歩くのはダルい、道は思った以上に険しいぞ。
そして8月30日、焼岳へ登ってきました。
河童橋から川沿いを歩くこと30分、焼岳上高地側登山口です。看板を見ると想定外の案内が。この山は「登山計画書」提出しないといけないの?
一応富士山登ったときのGORE-TEXシューズと、屋久島登山のときに買った雨具は装備してきたけど、なんか不安がよぎる。
WEBからでも登山計画書を出来るということで、いったん入山前にスマホ申請…
ところがスマホがみつからない(´;ω;`)
ギリギリまで充電してて宿に置き忘れてきてしまいました。コンパスも時計もないし、これじゃ万が一遭難でもしたらヤバイ。夫だけが頼り…
登山計画書申請フォームもうまくいかず15分もかかり9時45分、上高地側登山口から登山スタートです。
しばらく緩い山道が続き、おしゃべりしながら楽々ウォーキング。
道もよく整備されています。
1時間後、崖にロープが張ってるハシゴが出てきました。
これ落ちたらヤバイやつだ。ヒヤヒヤ。
一難去ってまたハシゴが登場。これから何度かこのサイズのハシゴに出できます。簡単そうに登ってるけど、普段運動してないと40歳過ぎた体はすぐ息が上がる…
そしてWEBで見てた巨大ハシゴが出現しました。大きなハシゴ2本が連結され、写真で見てたときより傾斜きつい。ひとりずつしか通れません。降りてくる人を待ってたけど、見てるだけで足がすくみそう。
これ直角じゃないの?とりあえず下を向かぬよう無心になって登らねば。
登り終わるとすぐ、さらにビビる岩盤。ロッククライミングですかコレ?
チェーンにつかまりよじ登るも、途中で足の置き場が見つからなくなり混乱。濡れて滑りやすいし降りるのも怖い。
タスケテー!!
先に登った夫に上から足場を指示してもらい、ガクガクしながら脱出しました。
ここを抜けると高い木々は見当たりません。低い笹が生い茂る山道になりました。
上り始めて2時間弱、焼岳小屋到着。
11時半とお昼には少し早いけど休憩も兼ねランチタイム。上高地バスターミナルで買ったおむすび弁当を広げ、唐揚げとおむすび1個だけいただきます。
焼岳小屋の温度計は17度を指し涼しい。東京だと30度超えてるんだろなぁとニンマリ(*´艸`*)
使用量100円のボットン便所(汲み取り式便所)ですっきりし、登山再開。
12時前に見晴らしのいい場所へ付き、山頂を仰ぎ見る。まっしろすぎて山の形すらワカラナイ。降りてくる人に話しを聞くと、土砂降りで山頂は何も見えないとのこと。
どうする?この先進む?諦める?
迷ったけれど登ることに決定。
しだいに雨が降ってきました。ポンチョをかぶった夫は、小石が転がる道をひたすらすすみます。
その後姿を追いかけ必死に登っていたのですが、打ち付ける雨がさらに強くなってくる。霧でまったく先が見えない。登ったことのない山道に恐怖!!
身の危険を感じて下山することにしました。
せっかくここまで来たのに…12時40分、これで焼岳登山断念(´;ω;`)?
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途中で土砂降りにあい、一度は焼岳小屋まで引き返した焼岳登山。初心者に悪天候は辛くきつかったけど、長時間の運動はさすがにきつかった…
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