この記事では、台湾旅行2日目の夜に訪れた猫バー「BeerCat(碧耳猫)」での、静かに心に残るひとときを綴ります。昼間は雑貨屋さんや布問屋を巡っていたけど、夜はちょっと趣向を変えて、大人の時間へ——。
不思議な魅力の猫バー「BeerCat」へ
台北101での疲れを引きずりながら、クラフトビールで軽く一杯…とGoogleマップで探していたら、気になるお店を発見。「猫バー?なにそれ!」と思いながら、行天宮でお参りしたあと向かいました。
「BeerCat」は、猫カフェならぬ“猫バー”。口コミには「猫も店主も淡々としている」と書かれていて、逆に気になる…!
入ってみると、確かにその通り。店主は落ち着いた雰囲気で一切話しかけてこないし、猫たちは自由気ままに過ごしている。
メニューについて尋ねると、カウンター上の黒板だけしかないということで、席を見える位置に移動しました。
英語&中国語で書かれてるメニュー、遠くにあって字が見えづらいし全く読めない…

話せない、読めない、そんな店で注文できるのか?
翻訳アプリも入れ忘れてたんで焦ったけど、ChatGPT有料版が画像も読み込めるのを思い出しました。

ChatGPTがメニュー解析に大活躍!
Google翻訳アプリも日本語にはしてくれるけど、ChatGPTはさらに詳しく説明もしてくれ、助かったぁ
1杯目はHazy IPA、2杯目は台湾クラフト
最初に選んだのは「賭城原味」と書かれたRevision – Vegas As F* Hazy IPA。
パイナップルのような香りがふんわり、軽やかな苦みでとても飲みやすいです。おつまみにはトルティーヤチップスとピリ辛サルサを。
フード注文はスマホで撮影したメニューを拡大して指差し、ビールはメニュードリンクナンバー5とかだけ言って切り抜けられました。
猫たちはこちらの存在を気にすることもなく、思い思いに過ごしてる。段ボールの中から目だけ光ってる猫もいて、謎の可愛さ(笑)
2杯目は台湾クラフト「雙喜」を注文。
ABV 8.88%と書かれていて、しっかり強め!でもフルーティで奥行きある味わいで美味しかった。

猫とクラフトビール…最高の組み合わせ!
ほんの少し、日常を忘れられる空間
店内は照明も控えめで静か。観光客で賑わう夜市とはまた違った、落ち着いた時間が流れていて、旅の合間にこういう空間で心を整えるのもいいなと思いました。
帰り際、店主からお店の猫シールをいただいたので、モバイルバッテリーにペタリ。

「台湾らしさ」から少しだけはみ出した、でも忘れられない夜でした。
次回は、台湾旅行3日目。朝から台北を離れて、郊外の名所を訪れます。お楽しみに!